井上尚弥に初黒星のピカソ、階級アップし再戦熱望!「あの汚点を消したい」リベンジへ第一歩
昨年12月にボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥にプロ初黒星を喫したアラン・ピカソ(26=メキシコ)が、フェザー級に階級を上げ再始動する。8月29日、メキシコ・ナウカルパンでマイコル・リンコン(29=コロンビア)とWBCフェザー級シルバー王座を争う。約8カ月ぶりの再起戦を前に、井上へのリベンジも熱望した。
■井上に初黒星「あの汚点を消したい」
ピカソは昨年12月、32勝(17KO)1分の無敗で井上の4団体統一王座に挑戦。しかし井上のスピードと正確な攻撃を前に、117-111、119-109、120-108の判定3-0で敗れた。現在の戦績は32勝(17KO)1敗1分。今回から、これまで主戦場としてきた122ポンド(約55.3kg)のスーパーバンタム級から、126ポンド(約57.2kg)のフェザー級へ本格的に階級を上げる。
19日公開の、メキシコ『Claro Sports』の取材にピカソは、井上戦について「あの汚点をいつか自分のキャリアから消したい。再戦の機会が与えられることを願っている」と雪辱を熱望。
もっとも現在は自らが先にフェザー級へ進み、「井上がすぐに上げてくるかは分からない」とし、まず今回のWBCシルバー王座を獲得、その先でWBC世界フェザー級王者ブルース・キャリントンへの挑戦を目指すという。「将来また井上と戦うことになれば、もちろん喜んで戦う」とも語った。
■カネロ軍団で再出発、肉体も鍛え上げる
井上戦後には環境も一新した。今年2月、“カネロ”ことサウル・アルバレスを育てた名伯楽エディ・レイノソ率いる「Canelo Team」に加入。今回がレイノソをコーナーに迎えての初戦となる。ピカソは、レイノソが多数のトップ選手を抱えながら、それぞれに時間を設けて直接指導してくれると明かしており、新たなチームで技術と戦術を磨いてきた。
SNSでも再起へ向けたハードな練習を公開。18日にInstagramへ投稿した動画では、サンドバッグへパンチを叩き込み、レジスタンスをかけた状態でパンチ動作を反復するほか、器具を使ったフィジカルトレーニングにも励む。
Facebookには、上半身裸でヘッドギアを着けて実戦練習する姿も投稿。肩から背中にかけて筋肉がクッキリ浮かび、フェザー級での再出発へ鍛え上げられた肉体を見せている。
対するリンコンは16勝(8KO)3敗2分。ピカソにとってはプロ初黒星からの復活だけでなく、新階級、新チームで迎えるキャリア第2章の初戦となる。まずシルバー王座を手にし、キャリントンの世界王座へ。そして井上も将来フェザー級へ上げれば、因縁の再戦が再び現実味を帯びてくる。
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