平本蓮、この謎のトレーニングはなんだ?「タックルの反応とカウンターの速度が倍レベルに」
9月10日に開催される『超RIZIN.5』の[フェザー級マッチ]でカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)と対戦する平本蓮(剛毅會)。2日に公開のRIZIN公式YouTubeの密着ドキュメンタリー『Preparation』では、平本が独特なビジョントレーニングを行っている。この動画をトレーナーがネットで拡散し話題に。一体、どんな効果があるのだろうか。
【フォト&動画】これが平本のビジョントレ!現在のマッスルボディも
今回の『Preparation』に出てくる平本のビジョントレーニングは、ほんの数秒の公開で解説も入っていなかった。だが、「脳と神経からカラダを変える」をコンセプトにSNSで情報発信や各種セミナー・パーソナルトレーニングを展開している「ブレインつつみ」氏が、動画を切り抜いて解説した。
同氏は切り抜き投稿動画で「RIZINの平本蓮もブロックストリングを使用しています。双眼視覚トレーニング。これは実は世界中のトップアスリートに愛されている脳トレーニングツールで、“脳が両目の情報を正しく統合できるかどうか”を即座にフィードバックしてくれます」と解説。
ブロックストリングとは、両眼視機能やピント合わせを鍛えるための視覚トレーニング用具。紐に複数の玉(ビーズ)が通されたシンプルな構造で、両目のチームワークや立体視、融像、同時視などの視機能を向上させるために使用するという。
トレーニング方法は、紐を顔の左右に広げて両端のビーズをテンポよく目線のみを合わせる。これを上下、斜めで行い、また鼻の付け根から前後に伸ばして遠距離、中距離、近距離で3つのビーズに目線を切り替えていく。
平本はこのトレーニングの効果について「地道に取り入れてます。タックルの反応とカウンターの速度が倍レベルになってます。来週答え合わせしましょう」とつつみ氏の動画投稿にリポストした。
一見シンプルに見えるトレーニングだが、格闘技において極めて重要な「両眼視機能(左右の目で対象を正確に捉える力)」や「両眼の寄せ引き(寄頭・開頭運動)」、さらに「動体視力と距離感の認識能力」を向上させる効果がある。相手の拳の軌道や飛んでくる角度をコンマ数秒で捉え見切る必要があるMMAにおいて、目の焦点を合わせるスピードと立体的な距離感を極限まで研ぎ澄ます狙いがあるとみられる。
約2年間のブランク期間中もフィジカル面だけでなく、動体視力や全身の怪我のケア・コンディショニング方法を大幅に見直してきたという平本。科学的なアプローチも取り入れながら身体を作り直したことで、「パンチ力もキレも過去最高」「2年間ずっとトレーニングしていて筋力がついてきた。フェザー級でもでかい方」と、自身の打撃と反応速度の変化に強い手応えを覗かせている。
対戦相手のダウトベックは19勝のうち15KOを誇るカザフスタンの強打者。2年ぶりのMMA復帰戦で「無心になって最高のパフォーマンスを見せる」と語る平本が、研ぎ澄まされた視覚と圧倒的な打撃でどのような“答え合わせ”を見せてくれるのか、格闘技ファンの注目が最高潮に達している。
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