井上拓真、天心との再戦へ「自分も崖っぷち、負けたら…」その覚悟語る
9月27日(日)に行われるWBC世界バンタム級(53.52kg以下)タイトルマッチの前日計量が26日、都内で行われた。王者・井上拓真(大橋/王者)は53.4kg、挑戦者・那須川天心(帝拳/同級1位)は53.5kgで、ともに一発で計量をパス。井上は計量後の囲み取材に応じ、「チャンピオンである以上、失うものもでかい」と語り、“崖っぷち”の覚悟を明かした。
両者は27日、TOYOTA ARENA TOKYOで行われる『Prime Video Boxing 16』で対戦する。前日計量をクリアした拓真は「全てにおいてばっちり仕上がりました。もう不安も何も、一点の曇りもない状態。あとはやるだけです」と仕上がりに自信を見せた。
フェイスオフでは、気合の入った表情の那須川と向き合った後、拓真から手を差し出して握手を交わした。「リベンジマッチということで、相当な気持ちで来ると思うんで、そこは絶対負けないぞっていうのを、改めて自分もそう思いました」と語り、握手については「多分お互いリスペクトはあると思うんで、本当にいい試合をしようっていう感じで、自分は握手しました」と説明した。
前回の王座決定戦から一転、今回はチャンピオンとして迎える一戦。心境の違いを問われると「自分の中では特にはないですね。また本当に那須川天心を倒すだけ。もうそこだけでやってきました」と言い切った。
■勝敗予想に「上等じゃねえか」
Prime Videoの勝敗予想について問われると、「自分も見て『なんだこれ』と思って、もう『上等じゃねえか』みたいな気持ちで見てて」と反応。兄・井上尚弥(大橋)による引用投稿にも触れ、「気持ちは同じなんだと。その気持ちも含めて、しっかり返り討ちにしたいと思います」と闘志を示した。
以前ドキュメンタリーで「自分も負けたら失う」と発言していたことについては、「年も30ですし、やっぱり負けてまた頑張るっていうよりは、やっぱりチャンピオンである以上、失うものもでかいんで、自分も常に崖っぷちのイメージでやってきてます」と覚悟を口にした。
■兄・尚弥と「一緒に追い込んで」
前回の侍ベルトに続き、今回は新たに指輪がかかる。尚弥は今年5月の中谷戦でWBCの特製ベルトを獲得しており、兄弟での獲得について拓真は「そこも1つの楽しみとして、しっかり勝ちたいです」と話した。
尚弥は自身の次戦が決まっていない中、拓真とほぼ同じメニューをこなしてきた。拓真は「メンタルサポートっていうか、本当に一緒に追い込んでやってくれてるんで。さらにパワーが増すじゃないですか。やっぱり一緒に練習するのは心強いです」と語り、「また明日楽しみにしてください」と締めくくった。
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