【大相撲】タイで史上初の公演へ!横綱ら幕内力士が出場、バンコクは都市別で世界2位の日本人人口=27年6月開催
10月17日、東京・六本木ヒルズで開催された「ちゃんこフェス」で、2027年6月11日から13日までタイ・バンコクで初開催される「日・タイ修好140周年記念 大相撲バンコク公演」の発表会見が行われた。
日本の国技・大相撲は「SUMO」として世界的な人気を集めている。2025年のロンドン公演、26年のパリ公演に続き、3年連続となる海外公演の舞台に選ばれたのがタイの首都バンコクだ。タイでの大相撲興行は今回が初めてとなる。
会場は約5000人を収容する大型複合施設「One Bangkok」内の「One Bangkok Forum」。横綱をはじめとする幕内力士らが出場し、3日間にわたって迫力の取組を披露する。
今回、公演運営を担当する合同会社勧進元の梶浦琢真氏に、なぜバンコクを選んだのか聞いた。
梶浦氏は「日本とタイの修好140周年記念というのも大きいですが、実はバンコクの日本人人口は世界の都市別でロサンゼルスに次いで世界2位なんです」と説明。さらに「先週、タイ政府関係各所にPRに行きましたが、お相撲さんが街を歩くと人が寄ってくるほどの大注目。公演では多くの人が来てくれると思います」と、現地での手応えを語った。
会見には日本相撲協会の高崎親方(元幕内・金開山)、十両の翠富士(みどりふじ/30=伊勢ケ浜部屋)、タイ出身の母を持つ十両の生田目(なばため/24=二子山部屋)らが出席。
高崎親方は「日本とタイの修好140周年事業の大きな柱の一つとして実施いたします。歴史ある、この節目の年を、日本の国技である大相撲を通じ、盛り上げていけることを大変光栄に、そして誇りに思っております。日本の国技、大相撲の魅力を世界へ発信してまいります」とあいさつ。
また、生田目関は「タイ公演が決定して気合が入りました。大相撲の力士として母の故郷へ帰ることができれば。幕内に上がれるよう頑張ります」と意気込みを見せた。海外公演への参加資格は原則として幕内力士(十両より上位の前頭より)に限られるが、公演によっては十両が選ばれることもある。来年6月まで母の故郷であるタイでの公演に、幕内力士として出場することを目指す。
会見に先立つ10月8、9日には、八角理事長(元横綱・北勝海)ら日本相撲協会の代表団がバンコクを訪問。タイ国会や政府スポーツ庁への表敬訪問などを行い、公演に向けた交流を深めた。
公演では取組に加え、横綱土俵入りなど日本の伝統文化に触れる機会も期待される。日本とタイの友好140周年という節目に、初のバンコク公演がどれほどの熱狂を生むのか注目だ。
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