魔裟斗、野杁正明vsスーパーボン戦を分析!勝負の分かれ目は…
11月16日(日)に東京・有明アリーナで開催された『ONE 173:スーパーボンVS野杁』のONEフェザー級キックボクシング(-70.3kg契約)世界王座決定戦3分5Rで、正規王者のスーパーボン(タイ/Superbon Training Camp)と戦った暫定王者の野杁正明(日本/team VASILEUS)は判定0-3で敗れた。この試合を魔裟斗が17日までに自身のYouTubeチャンネルで振り返り、勝敗をわけたポイントを分析した。
【フォト】野杁のドス黒く腫れた腕!スーパーボンの強烈ミドルも
今回のスーパーボン戦に臨んだ野杁について魔裟斗は、「バッキバキで最高のコンディションを作ってきて、仕上がりは抜群だった。完璧に作り上げてきた」と肉体を見て、期待値が高くなっていたことを明かした。
そして「前半は野杁がプレッシャーをかけてカーフキックとか与座キック(前蹴り)で削っていって、3、4Rには相手が足を引きずっていたからね」と野杁の攻勢が目立ったと魔裟斗。だが「野杁の前進をジャブ、前蹴り、テンカオ(カウンターのヒザ蹴り)で好きなようにはさせなかった」とスーパーボンが攻撃を遮断していたことを指摘した。
続けて魔裟斗は、「野杁のローキック、カーフでスーパーボンの脚が真っ赤になっていたけど、逆にスーパーボンはハイキック(ミドルハイ)で野杁の腕を紫色にしていた」と互角以上だったと明かす。また「野杁はタフで立っていたけど、やっぱりあのダメージは蓄積していたんだろうなと。3Rのインターバルが終わって4Rに向かう時の顔を見て、かなり消耗しているなと思った」と限界に来ていることが伝わっていたと振り返る。
さらに「スーパーボンはグレゴリアンと戦った時、前に出てくる圧をインサイドに入って連打を許さなかった。あの試合を見て目がいいと思いました。今回も野杁のパンチのクリーンヒットをもらわなかった」と野杁がタワンチャイをKOしたパンチをスーパーボンは紙一重でかわしていたという。
スーパーボンは後半のラウンドで、ショートアッパーを野杁にヒットする場面も飛び出し、判定3-0で勝利。野杁の圧力をテクニックで封じた印象となった。
難攻不落の王者と互角に渡り合った野杁も素晴らしいが、スーパーボンのムエタイ王者の意地が最後の砦を守ったということなのだろう。魔裟斗は「超一流は脚では倒れない」ことを再確認したというが、野杁の再起にも期待をかけていた。
なお、動画で魔裟斗は与座優貴vs.スーパーレック、武尊の再起戦も語っているので要チェックだ!
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