【ONE】武尊、KO勝ちも右手親指にヒビ!“注射ブッ刺し”悶絶写真公開…引退試合ピンチか
11月16日に開催された『ONE 173』(東京・有明アリーナ)の[フライ級キックボクシング]でデニス・ピューリック(カナダ/ボスニア・ヘルツェゴビナ)から2R KO勝ちを収めた武尊(team Vasileus)が、18日までに自身のインスタグラムストーリーにて怪我をした右手に注射を打たれ、顔を歪める写真を投稿した。
武尊は、“肉を切らせて骨を断つ”スタイルのため、毎試合ダメージをその肉体に負ってきたと言われている。その中でも大きな怪我は、19年3月のヨーキッサダー・ユッタチョンブリー戦だ。この試合は2Rに右フックでダウンを奪い、続けてパンチの連打でKO勝利を収めているが、拳の腱断裂が発覚し、拳と腱をつなげる手術を行った。手術は成功したものの、全治半年の長期欠場となった。
そして今回のピューリック戦も、まったく同じように右フックで倒したが、右手親指の骨を亀裂骨折してしまったという。
昨日18日の勝利者インタビューで武尊は、「よくやるんですけど、一本拳ではないけど、指一本で打っちゃったんですよ。1Rにとったダウンだったんですけど、(身体の)近くでクロスを当てた時に、ここ(拳頭)ではなく、ここ(親指の第一関節)に当たってしまって。前もタイ人とやった時に、同じところに当たって倒したことがありました。でも指がいってしまって。威力は強くなるんですけど、自分が壊れました。次の試合は大丈夫です」と笑顔で振り返っている。
武尊は2016年にもRIZIN大晦日の出場を目指していたが、同年11月に右拳を骨折し、RIZINを欠場。19年に上記のヨーキッサダー戦で右拳の腱断裂。20年には練習中に左の拳を骨折してしまい、レオナ・ペタス戦が延期になったこともある。満身創痍という言葉は、まさに今の武尊のことなのかもしれない。
今回インスタグラムストーリーに投稿された写真は、大会直後のため、おそらく治療したのは大会後か試合翌日だと思われる。骨にヒビですぐに治ればいいが、古傷を再び痛めたとなれば試合にも影響しそうだ。
今のところ武尊の引退試合は、来年4月29日に予定のONE日本大会で行われる見込みが濃厚。ルールなどの詳細は未定だが、ロッタンとの再戦でほぼ両者合意している。武尊の最後の舞台は、万全の状態で戦ってもらいたいが、はたしてどうなるのだろうか。
▶次ページは、【フォト】武尊、注射で悶絶!右手でのKOの瞬間7コマ!
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