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まるでストリートファイターのKO!後ろ回し蹴りで相手がクルクル回って吹っ飛ぶ、海外で話題

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2025/12/08(月)UP

この後ろ回し蹴りで相手が吹っ飛ぶKO!@vova_wkf

 11月15日、ロシアで行われた空手大会(世界空手連盟=WKF)では、まるでゲーム『ストリートファイター』の技のような、飛び後ろ回し蹴りで一撃“KO”!顔面にヒットし、相手は宙に浮き、クルクルと回ってうつ伏せに倒れた。動画は海外で大バズり。しかしこの一撃に、周囲は喜ぶどころか頭を抱えている。

【フォト・動画】まるでゲームの蹴り!相手はクルクル回って吹っ飛ぶ

 この動画は、今月6日にインスタグラムにアップされ、1日で25万いいねを獲得。

 大会は先月15日、モスクワで開催されたもので、オリンピック競技にもなった空手・WKFルールの試合だ。

 投稿には「アレクサンドル・バンビシェフによる最強の後ろ蹴り」とあり、一方の選手が飛び横蹴りからそのまま回転、相手の顔面へ飛び後ろ回し蹴り!
 思い切り蹴り込まれ、相手は空中で一回転。そのままバッタリとうつ伏せに倒れた。

 しかし蹴った選手は、両手で“しまった”と言わんばかりに顔を押さえ、セコンド陣は頭を抱える。

 実はこのWKFルールでは、ポイント制のため、KOは目的としていない。
 その上で、KOの恐れがある振り切る(突きこむ)攻撃は、反則とされそうだ。

 倒れた選手に対し主審が秒数を数えるが、これはKOのダウンカウントではない。10秒ほど倒れたままの場合、担架を呼ぶなどの緊急措置が取られるためのカウントだ。映像は3カウントの時点で終わっている。

 イーファイトが関係者に確認したところ、十中八九、反則負けとなるだろうとのこと。
 WKFルールでは、コントロールした上での軽い“当て”は許されるが、KOを目的としておらず、振り切る攻撃は反則。今回は「コントロールされていない攻撃」と判定される。

 インスタグラムのコメント欄は『ストリートファイター』や『鉄拳』のGIFが貼られ、「映画みたいに倒れた」「スタントマンより映画的」「これがAIであることを祈る」と驚きの声であふれた。
 一方で「実は空手ではKOしたら負ける」「KOで勝つのは別の部門だよ」と、競技ルールを説明する声も少数ながら見られた。

 この競技ではポイント制ながら、数多くのエキサイティングな技の攻防でバズることも多数。しかし今回は、ド派手な反則技がバズることとなった。

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