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【パンクラス】ドロー防衛の佐藤豪則、大みそかに桜庭和志のリベンジをアピール!

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2011/10/02(日)UP

パンクラス
「PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR」
2011年10月2日(日)東京・ディファ有明
開場14:30 開始15:30
パンクラスゲート開始15:00


▲グラウンドで上のポジションを取る石川(右)に対してアームロックを仕掛ける佐藤(左)

▼メインイベント(第13試合) ウェルター級キング・オブ・パンクラスタイトルマッチ 5分3R
△佐藤豪則(Laughter7/王者)
判定1-1 ※28-29、29-28、28-28
△石川英司(GRABAKA/同級1位・挑戦者)
※佐藤が2度目の防衛に成功

  今年2月、URAKENに一本勝ちしてタイトルを奪取した佐藤。6月に大類宗次朗に判定勝ちで初防衛に成功し、4カ月に1度というプロボクシングの世界 チャンピオンなみのハイペース(格闘技では半年または1年に1度が多い)で2度目の防衛戦に挑む。挑戦者の石川は今年パンクラスで鳥生将大、金井一朗を下 して、王座挑戦のチャンスを得た。

 1R、サウスポーに構える両者。石川が細かいパンチで前に出て、両足タックルで佐藤をテイクダウンする。

  石川は佐藤のフロントチョークを外して、パスガードを仕掛けながらパンチを落とす。ガードポジションに戻した佐藤がアームロックを狙うと、石川はそれをディフェンスしながらパンチを落とす。

 2R、石川がパンチをまとめて左ミドル。佐藤はジャブを当てて距離を取る。石川が距離を潰して組みつくと、佐藤が投げを狙いながらヒザ蹴り。

 石川はその蹴り足をキャッチして片足タックルで佐藤を寝かせる。1Rと同じように佐藤がガードポジションからアームロックを狙い、石川がそれをディフェンスしながらパンチを狙う。

 3R、距離を測ってタックルでテイクダウンを狙う石川。佐藤はそこにアームロックを合わせて石川の体を返そうとする。ロープ際で両者の動きが止まるが、佐藤が腕十字! 石川は両手をクラッチして、それをディフェンスする。

 腕を抜いてグラウンドで上を取る石川。佐藤はすぐに立ち上がり、石川のタックルに再びアームロック! このまま佐藤がマウントポジションを取って一気にパンチを落とす! ここで試合終了となり、判定は三者三様のドロー。佐藤が2度目の防衛を果たす結果に なった。

 インタビュースペースでは「1、2Rは相手にポイントを取られたかなと思いましたけど、パウンドは効かなかったし、僕もアームロックで攻めていたと思います。

 セコンドから最後は(グラウンドで)上を取らないといけないぞと言われていて、自分から仕掛けていきました。石川選手も動き続けるような勝負になると言っていましたが、相手がいやになるほど動いてやろうと思いました。

  うち(Laughter7)のスタイルは判定勝ちじゃなくて一本を取るスタイル。だから練習でも動き続けているし、自然と根競べのような練習をしています。だから動き続けて戦うことには自信を持っています」と試合を振り返った佐藤。

 公開練習では師匠・桜庭和志に一本勝ちしたヤン・カブラル(ブラジル)へのリベンジを口にしていたが、この日も「桜庭さんが負けたのがショックですし、相手に憎しみはないんですけど、リベンジしたいという感情が湧き上がってきました。

 またカブラルは僕と年齢が同じくらいで、桜庭さんから一本を取る同世代の選手とやってみたいという気持ちもあります。だからドローだったんですけど、ベ ルトを防衛できて、次の目標として大みそかにカブラルにリベンジしたい」と再びカブラルへのリベンジをアピールした。



▲前に出続けた大石(右)に対してパンチとヒザ蹴りを当てた高橋(左)

▼セミファイナル(第12試合) ライト級 5分2R
△大石幸史(パンクラスism/第4代同級王者)
判定0-0 ※3者とも20-20
△高橋“Bancho”良明(パラエストラ八王子)

 ノンタイトルマッチでパラエストラ八王子の新鋭・高橋と対戦する王者・大石。高橋は今回でパンクラス参戦が2度目だが、ケージフォースのリングを中心に活躍し、7戦して5勝1敗1分の実績を持つ。

 1R、高橋の蹴り足をキャッチしてテイクダウンを狙う大石。高橋はコーナーを背にして、それを阻止しながらヒザ蹴り。

 大石は高橋に密着してボディと顔面にパンチを返す。この攻防が続く中、高橋が離れ際にパンチとヒザ蹴り! 大石はこれをもらいながらも左ボディ、左のヒザ蹴りで前に出る。

 2R、右のパンチから前に出る大石。高橋はそこにヒザ蹴り、首相撲からショートフック、ショートアッパーを打つ。高 橋の攻撃で左目が腫れる大石はひたすら距離を潰し、密着してパンチを打とうとするが、高橋が組みヒザ、フック、アッパーを当てる。判定はジャッジが3者と も20‐20のドローとしたが、大石は高橋の手を挙げて、リングを降りた。

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