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【OFC】川尻達也が3連続一本勝ち!今成正和は足関節で秒殺勝利

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2012/03/31(土)UP

「ONE FIGHTING CHAMPIONSHIP 
WAR OF THE LIONS」
2012年3月31日(土・現地時間)シンガポール・インドア・スタジアム

<全試合結果>

▼セミファイナル(第10試合) フェザー級ワンマッチ
○川尻達也(T-BLOOD)
一本 1R3分27秒 ※三角絞め
●ドナルド・サンチェス(FIT NHB/KOTCバンタム級王者)

 フェザー級転向後はヨアキム・ハンセン、宮田和幸に一本勝ちしている川尻。対戦相手のサンチェスはKOTC王者で、過去に修斗で日沖発と対戦経験がある。

 1R、リーチで上回るサンチェスに対し、川尻は構えをサウスポーにスイッチ。タックルでサンチェスを金網まで押し込んでテイクダウンを奪う。インサイドガードで上になった川尻に対し、サンチェスは下からヒジ打ちと鉄槌を入れる。川尻は自分のヒザでサンチェスのガードを割ってサイドポジションへ。サンチェスがブリッジを利かせてポジションを返そうとするが、川尻がそれに合わせて三角絞め! これががっちりと極まり、サンチェスからタップを奪った。


▼第8試合 ウェルター級ワンマッチ
○ファブリシオ“ピットブル”モンテイロ(Evolve MMA)
判定3-0
●白井祐矢(Team M.A.D/DEEPウェルター級王者)

 DEEPウェルター級王者の白井が、DEEPや戦極に参戦経験があるモンテイロと対戦した。1R、細かいパンチとインローを見せる白井。モンテイロも下がりながら左のパンチを返す。白井が左ミドル、組みの攻防になると豪快な投げを見せるが、モンテイロがすぐに立ち上がる。モンテイロがジャブを突いて白井に組み付き、金網に押し込む。右のパンチから前に出る白井。モンテイロもハイキックを蹴り返す。

 白井が右のパンチから組むがどちらもテイクダウンは奪えない。モンテイロがプレッシャーをかけて首相撲からヒザ蹴り。前に出るモンテイロに白井が右のパンチから組み付く。白井がモンテイロを金網まで押し込んでヒザ蹴りを入れる。

 2R、右のパンチから前に出る白井。そこにモンテイロが組み付いて白井を金網に押し込んで左のヒジ打ち! 白井の顔面に叩き込む。ブレイク後、左ミドルで距離を取る白井。モンテイロは前蹴りから白井を金網に押し込む。距離が離れると白井が下がりながらパンチやヒジ打ちを狙う。

 白井は組み付いて投げを狙うが、モンテイロが白井の投げを潰してパンチ、立ち上がった白井に左のパンチを突き刺す。モンテイロがプレッシャーをかけてジャブからパンチをまとめる。

 3R、ジャブとインローの白井。モンテイロも右ローを蹴る。モンテイロは白井を金網まで下がらせて左ミドル。白井も細かくジャブを当てて、モンテイロのローに右ストレートを合わせる。組みの攻防になるとモンテイロが白井を金網に押し込んで、持ち上げるようにテイクダウンする。

 白井はモンテイロの体を蹴り離して立ち上がるが、モンテイロはそのまま白井の後ろに回り込む。投げを狙うモンテイロは、無理にはテイクダウンを狙わない。ジャブを細かく当てる白井。逆にモンテイロのジャブで白井の顔が跳ね上がる。ここでモンテイロの指が白井の目に入り、試合が一時中断となる。

 再開後、モンテイロがパンチで白井を下がらせて金網に押し込む。モンテイロはテイクダウンを狙いつつ、左のヒジ打ち。白井はパンチで前に出ていこうとするが、モンテイロがそこにジャブを当てる。ここで試合終了となり、判定は3-0でモンテイロの勝利となった。


▼第7試合 ミドル級(88.5kg)ワンマッチ
-中西良行(Team M.A.D/DEEPライトヘビー級王者)
ノーコンテスト 1R2分8秒
-メルヴィン・マヌーフ(Mike’s Gym)
※偶発的な負傷で両者が試合続行不可能のため

 DEEPライトヘビー級王者の中西がミドル級に階級を落として参戦。HERO’S、K-1、DREAMで活躍するマヌーフと対戦した。1R、サウスポーの中西が右フックで前に出ていく。そこにインローと右ハイキックを蹴るマヌーフ。中西がタックルから組み付いてマヌーフを金網まで押し込むが、マヌーフがそれを突き放して強烈な右ハイキック! かろうじて中西が上体を沈めて、それを空振りさせる。

 中西は組み付きながら左の前蹴り、マヌーフも中西の右フックにパンチをかぶせる。しかしここでマヌーフが右すね、中西が右ヒザの下を負傷し、両者にドクターチェック。マヌーフの右すねはパックリと割れて流血、中西の傷口にも治療が施される。結局、ドクターが試合をストップし、ノーコンテストという裁定が下された。


▼第5試合 バンタム級ワンマッチ
○今成正和(Team ROKEN)
一本 1R1分18秒 ※ヒールホールド
●ケビン・べリンゴン(Team Lakay)

 昨年はDREAMバンタム級世界トーナメントでベスト4まで勝ち進んだ今成。対戦相手のべリンゴンはここまでの戦績が9戦9勝というファイターだ。今成のセコンドにはシンガポールのEvolve MMAでトレーニングする青木真也がつく。

 1R、サウスポーの今成に対してべリンゴンがプレッシャーをかける。今成が蹴りを空振りしてマットに倒れるが、べリンゴンの蹴り足をキャッチしてヒールホールド、そしてアンクルホールド! 粘るべリンゴンだったが、最後は今成が再びヒールホールド! これでべリンゴンからタップを奪い、今成が秒殺勝利を収めた。


▼メインイベント(第11試合) ライト級ワンマッチ
○ゾロバベル・モレイラ(Evolve MMA)
一本 3R1分4秒 ※腕ひしぎ十字固め
●フェリペ・エノモト(Enomoto Dojo)

▼第9試合 ライト級ワンマッチ
○オーレ・ローセン(Legacy Gym)
判定2-1
●エドゥアルド・フォラヤン(Team Lakay)

▼第6試合 ライト級ワンマッチ
○エディー・アング(Evolve MMA)
TKO 1R43秒 ※レフェリーストップ
●チー・ジャンカイ(Muayfit)

▼第4試合 44kgキャッチウェイト 女子ワンマッチ
○ニコール・チュア(Evolve MMA)
一本 1R2分7秒 ※チョークスリーパー
●ジート・トシ(Team ROKEN)

▼第3試合 ライト級ワンマッチ
○ホク・ケクキム(Juggernaut Fight Club)
一本 2R3分18秒 ※チョークスリーパー
●メイジャー・オーバーオール(Muayfit)

▼第2試合 バンタム級ワンマッチ
○ユン・ジャンロン(Extreme Sanda)
一本 1R4分28秒 ※チョークスリーパー
●ヨーサナン・シットヨートン(Evolve MMA)

▼第1試合 ライト級ワンマッチ
○ダニー・ファンベルゲン(Mikes’s Gym)
一本 1R1分19秒 ※腕ひしぎ十字固め
●リッチー・ウィットソン(Team Quest)

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