【MA日本キック】負けたら即帰国のカノンスック、MA王者・梶田義人にTKO勝利
MA日本キックボクシング連盟
「BREAK-29 ~SHARPLY~」
2012年9月23日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス
▼メインイベント(第11試合) 62kg契約 日タイ国際戦 3分5R
○カノンスック・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/
元WPMF世界ライト級王者、元ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級9位)
TKO 3R51秒 ※セコンドからのタオル投入
●梶田義人(武勇会/MA日本ライト級王者)
梶田は7月に地元・愛媛でタイトル防衛戦を行い、武勇会の狂平を4RTKOで下し2度目の防衛に成功した。
一方、カノンスックは、2005年に初来日して以来、M-1のタイ人エースとして活躍。WPMF世界&M-1ライト級王座に就いたが、昨年11月13日に塚原光斗にKOで敗れ世界王座から陥落。その後、4戦するも勝ち星から遠ざかっている。「この試合に負けると、ウィラサクレック会長にタイへ帰されてしまうので、必ずファンを喜ばせる内容で勝つ」と背水の陣で試合に臨む。
しかし、カノンスックは契約体重より850gオーバーだったためにグローブハンデ、減点1からのスタートとなった。
1R、序盤から梶田が持ち味の豪腕パンチで前に出る。カノンスックも打ち合いに応じするが、後退してしまう。気合いに満ちた表情のカノンスックは左ハイ、左ロー。梶田はカノンスックをコーナーに追い込むとパンチの連打! カノンスックはしっかりとガードしながらヒジ、左ハイを返す。梶田のワンツーを食らい、大ピンチのカノンスックだがこのラウンドは耐える。
2R、サウスポーに構えるカノンスックは強烈な左ローを放ち、オーソドックスの梶田の右足狙い。バシバシと何発も当てられた梶田は、カノンスックが放つローの威力で宙に浮く場面も。
完全にローを効かされている梶田だが、それでも前に出ては左ジャブ、右ストレート、ボディストレート。
今度はカノンスックが梶田をコーナーに追い込み、ロー連打! 梶田は耐えるのに精一杯だが、ゴングに救われた。
3R、梶田がパンチで勝負に出ると、カノンスックは左ハイ、左ロー。梶田は立っていることも出来なくなり、腰を落としダウン! 梶田のセコンドがタオルを投入し、カノンスックが復活のKO勝利を挙げた。
▼セミファイナル(第10試合) MA日本スーパーフェザー級挑戦者決定戦 3分5R延長1R
○狂平(武勇会/MA日本スーパーフェザー級3位)
KO 4R1分38秒 ※右ストレート
●佐藤 琉(JMC横浜/MA日本スーパーフェザー級6位)
※狂平がMA日本スーパーフェザー級挑戦者に
7月のMA日本ライト級タイトルマッチで同門の梶田義人に敗れた狂平が、 スーパーフェザー級に階級を落とし再起を懸ける。一方、佐藤は現在4連敗中と崖っぷち状態。ここで勝利し、巻き返しのタイトル挑戦を狙う。
1Rからペースを握ったのは、佐藤。積極的に右ロー、右ミドル。狂平の入りに合わせて前蹴りをヒットさせ、ペースを握らせない。パンチの打ち合いに呼び込んだ佐藤はヒジも混ぜつつ、上下に散らしたコンビネーションを見せる。
しかし、2Rになると、距離を詰めた狂平がパンチとヒジのラッシュを仕掛け、佐藤がダウン! 完全に主導権を逆転され、後退した佐藤。4Rには狂平のヒジで佐藤は額をカット。ドクターチェック後、一気に狂平がラッシュを仕掛け右ストレート! 佐藤がバッタリと倒れ、狂平がKO勝利。町田光が保持するタイトルへの挑戦権を獲得した。
▼第9試合 スーパーウェルター級 3分3R
△村田康行(Studio-K/MA日本スーパーウェルター級6位)
ドロー 判定1-0 ※30-29、29-29、29-29
△小林 準(JMC横浜/MA日本スーパーウェルター級7位)
▼第8試合 ライト級交流戦 3分3R
△カズ☆ソーンパヤック(真樹ジムAICHI/MA日本ライト級6位)
ドロー 判定0-0 ※29-29、29-29、29-29
△TAKUYA(NJKF・BomboFreely)
▼第7試合 フェザー級 3分3R
○ちび太(Studio-K)
判定3-0 ※三者とも30-28
●清水克彦(DANGER/MA日本フェザー級10位)
▼第6試合 58.5kg契約 交流戦 3分3R
○GREEN直哉(NJKF・VERTEX)
KO 1R2分42秒
●デラックス良矢(HOSOKAWA GYM)
▼第5試合 ウェルター級 3分3R
○門田哲博(武勇会)
判定3-0 ※三者とも30-29
●外山雄一(習志野ジム)
▼第4試合 ライト級交流戦 3分3R
○田中洸幸(NJKF・VERTEX)※デビュー戦
KO 2R1分5秒 ※左ヒザ蹴り
●依田秀樹(マイウェイジム)※デビュー戦
▼第3試合 2012MA日本ライト級新人王トーナメント準決勝 2分3R延長1R
○横田 健(習志野ジム)
判定3-0 ※三者とも30-28
●サンドバック秋山(菅原道場)
▼第2試合 2012MA日本バンタム級新人王トーナメント準決勝 2分3R延長1R
○祐☆トーン・エー(真樹ジムAICHI)
判定3-0 ※三者とも30-29
●朝 森永(直心会)
▼第1試合 2012MA日本バンタム級新人王トーナメント準決勝 2分3R延長1R
○知花・デビット(ワイルドシーサー群馬)
判定3-0 ※30-29、29-28、30-29
●SHOTA(直心会)
▼アマチュア第2試合 第4代MAJr28kg級王座決定戦 1分30秒3R延長1R
○中篠天晴(マッハ道場/MAJr28kg級1位)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-28
●熊谷龍聖(相模原ジム/MAJr32kg級2位)
※中篠が第4代王者に
▼アマチュア第1試合 MAJr25kg級タイトルマッチ 1分30秒3R
○溝田憲吾(新興ムエタイジム/挑戦者)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-28
●星良FLY SKY(FLY SKY/王者)
※溝田が第4代王者に、星良は初防衛に失敗
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