【デモリッション】初の四国大会、仁牙がメインで勝利する

2012/12/20（木）UP
（最終更新：2012/12/20 17:13）

DEMOLITION PROJECT
「－DEMOLITION 14－」
2012年12月9日（日）香川・高松シンボルタワー1F展示場

▼メインイベント（第7試合）　フェザー級　5分2R
○仁牙ヤスオ（香川/讃州四心會）
判定3-0　※三者とも20-18
●山崎諭章（広島/TKエスペランサ）

　デモリッション初の四国大会、メインイベントで対戦する仁牙ヤスオ（にき・やすお）と山崎諭章（やまざき・つぐあき）は、互いに試合環境の少ない中、デモリッションで実績を作ってきた純血地方産同士の対決となる。

　打撃勝負の仁牙は1R、独特のステップからジャンピング右ストレートで牽制。仁牙の右ローに合わせて山崎が片足タックルに入り、トップを取りかけるが、キックボクシング仕込みの仁牙の首相撲がグラウンドで功を奏し、ガブりの体勢から回転してバックに回る。

　仁牙のテクニカルな動きには毎回ハズレがない。途中、腕十字の取り損ないで下になる場面もあったが、オモプラッタで形勢を逆転。逃げる山崎が腕を抜く展開となるが、ロープ際だったためブレイクに。

　左ミドルでプレッシャーをかける仁牙に、またも片足タックルでコーナーまで追い詰める山崎。と、仁牙のヒザ攻撃が金的に入ってタイムストップ。再開後も仁牙の右ローに山崎がグラつく。

　2R、やはりタックル勝負に出てそのまま押し込みたい山崎だが、仁牙のガードが固い。仁牙の強烈なローキックに奮起した山崎が、ここ一番のロシアンフックを発射。クリーンヒットでよろめく仁牙に、またしても片足タックル。動きを読み、回転してバックサイドをキープした仁牙はボディーにヒザを効かせる。これを嫌った山崎が打撃勝負に切り替えるが、逆に強烈なテンカオを食らって失速。

　スタンド・グラウンド共に試合を支配していた仁牙の判定勝ちとなった。マイクを取った仁牙は、次回2月の大阪大会でジャクナイフツネオ（STG大阪）を相手に指名した。

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▼セミファイナル（第6試合）　ストロー級　5分2R
○武井徳之（香川/讃州四心會）
TKO　1R1分44秒　※レフェリーストップ
●蒔田伸吾（広島/パラエストラ広島）

　地元でセミファイナルの試合を迎えた武井は緊張の表情を隠せない。身長差のある両者。クラウチングスタイルに構える蒔田のプレッシャーで中に入り込めない武井。緊張状態のまま1分が経過した。

　武井は左フックのフェイントから胴タックルでグラウンドへの糸口を掴み、蒔田は右腕を取って次の展開を見る。クラッチを組んだ武井がサイドから投げて蒔田にパウンドを浴びせ、バックチョークの体勢に入ったところでレフリーが試合をストップした。

　呆然とする蒔田と場内。本人さえも理解できずにいたが、投げられた時に腕から着地し、脱臼による試合続行不能だった。

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▼第5試合　ライト級　5分2R
○山崎悠輝（岡山/ゼロ戦クラブ）
一本　2R3分　※アンクルホールド
●児玉京大（香川/シューティングジム大阪）※デビュー戦

▼第4試合　フライ級　5分2R
○浜田　潤（愛媛/パラエストラ愛媛）
一本　1R2分17秒　※チョークスリーパー
●陶山卓洋（大阪/パラエストラ大阪）

▼第3試合　バンタム級　5分2R
○藤川智史（愛媛/Team Poseidon）
判定3-0　※三者とも30-28
●瀬戸上慎平（大阪/チーム受太郎）

▼第2試合　CONTENDERS’∑ ルール　ライト級　5分2R
○田井達也（香川/ラグナロク柔術）
●市原慎也（高知/TEAM一領具足）

▼第1試合　フライ級　5分2R
○塩谷洸太（香川/讃州四心會）
一本　1R1分33秒　※三角絞め
●津村尚幸（岡山/ゼロ戦クラブ）　

▼オープニングファイト第3試合　ノーヴィスルール　フェザー級　3分2R
○幡司　強（兵庫/和術慧舟会兵庫支部）
判定2-0　※20-19、19-19、20-18
●宗澤宏亮（岡山/ゼロ戦クラブ）

▼オープニングファイト第2試合　ノーヴィスルール　フライ級　3分2R
○杉田直裕（香川/讃州四心會）
判定2-0　※20-19、20-19、19-19
●土居龍之介（広島/TKエスペランサ）

▼オープニングファイト第1試合　ノーヴィスルール　フェザー級　3分2R
○石丸博行（愛媛/Team Poseidon）
一本　1R1分5秒　※アキレス腱固め
●渚　茂雄（香川/TEAM BLAZE）