【パンクラス】怪人ギロチンがライダーを圧倒して勝つ

2013/09/07（土）UP
（最終更新：2013/09/09 12:13）

パンクラス
「PANCRASE 251」
2013年9月7日 (土)東京・新宿FACE
開場17：00　開始18：00

▼メインイベント　バンタム級　5分2R
○齊藤　曜（和術慧舟會トイカツ道場）
判定3－0　※三者とも20－18
●ライダー HIRO（宇留野道場/ハイブリッドファイター）

　清水は仮面ライダーをこよなく愛し、入場時にはライダーベルトを腰に巻いて変身ポーズ。ついに今大会からリングネームをライダーHIROに改名し、仮面ライダーになりきってリングに上がった。

　対する“ギロチン帝王”齊藤はギロチンチョーク（フロントチョーク）を得意とし、一時はTheギロチンというリングネームまで名乗っていた。入場時にはショッカーの戦闘員を引き連れ、自ら考案したという怪人ギロチンのキャラクターになりきって登場。両者がリングでにらみ合うと場内は大うけ。

　しかし、試合になると怪人ギロチンがライダーを圧倒。1R、齊藤はテイクダウンを奪うとギロチンチョークを仕掛けながらパンチを落とす。ギロチンチョークを警戒するあまり、清水はパンチをもらい続け、アキレス腱固めも仕掛けられてしまう。

　2Rも齊藤が上のポジションを奪い、腕十字、アキレス腱固め、上からのパンチ、そしてギロチンと攻めまくる。

　ライダーはディフェンスを強いられ、最後にバックを奪ってのチョークスリーパーを狙いに行ったが決まらず、齊藤が完勝を収めた。

　勝った齊藤だが喜びはなく、「このレベルでは上に通用しない。極めて勝ちたかった」と反省しきり。「ひとつずつ上がっていって、パンクラスのベルトまでたどり着きたい」と語った。

▼第5試合　バンタム級　5分2R
○小野“名人”浩（DUROジム）
一本　1R1分21秒　※フロントチョーク
●齊藤正臣（高田道場）

　昨年11月にアマチュア大会のJMLオープン・トーナメントで優勝し、今年2月に35歳でプロデビューした小野。自らを“名人”と名乗っている。

　対する齊藤はパンクラスを主戦場にし、3勝6敗1分の戦績。負けが先行している齊藤だが、2戦目の小野には負けたくないところだ。

　1R、小野はロー、ミドルと蹴りを飛ばし、齊藤はその蹴り足をキャッチして寝技に持ち込もうとするが、小野がスピニングチョークに捕える。逃れようとする齊藤に覆いかぶさった小野は、フロントチョークに切り換えてロープに押し付けながら絞め上げ、一本勝ちを飾った。

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▼第4試合　フライ級　5分2R
△ゲン・イケダ (クラブ・バーバリアン)
ドロー　判定0－0　※三者とも20－20
△早坂優璃（CORE）

　1R、フライ級ならではのスピーディーな展開。ゲンは右ストレート、早坂は蹴り。テイクダウンを奪われた早坂が体勢を入れ替えて上になるが、攻めあぐねる。

　2R、再び上になる早坂がその状態を長くキープし、アキレス腱固めを仕掛けるが極まらず。残り30秒でゲンがフロントチョークを仕掛け、さらに残り10秒で早坂がヒールホールドの体勢になったがタイムアップ。ドローに終わった。

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▼セミファイナル　ライトヘビー級　5分2R
ー福田雄平（フリー）
試合中止
ー瀧川令羽（ドージョーチャクリキジャパン古河）
※福田がサウナ入室中に脱水状態となり試合中止。パンクラスは福田の減量失敗が2度目のため今後オファーはしないと発表。

▼第3試合　バンタム級　5分2R
△小宮稔大（パラエストラ八王子）
ドロー　判定1－0　※20－20、20－20、20－19
△工藤修久（アンプラグド国分寺）

▼第2試合　バンタム級　5分2R
○若菜千明（RANGER品川GYM）
判定3－0　※20－18、20－18、20－17
●岸　幸生（和術慧舟會トイカツ道場）

▼第1試合　バンタム級　5分2R
○三ツ塚勇介（クラブ・バーバリアン）
TKO　2R3分42秒　※アームロック→レフェリーストップ
●鈴木龍也（総合格闘技ジムmove/パンクラス2013年プロ昇格トーナメント優勝）

▼プロ昇格トーナメント決勝戦第3試合　ライト級　5分1R
○飯嶋貴幸（natural9）
判定3－0　※三者とも10－9
●平山　学

▼プロ昇格トーナメント決勝戦第2試合　フェザー級　5分1R
○牛久絢太郎（和術慧舟會TLIVE）
判定3－0　※三者とも10－9
●柳井康作（M-16ムエタイスタイル）

▼プロ昇格トーナメント決勝戦第1試合　スーパーフライ級　5分1R
○神部建斗（ALLIANCE）
判定3－0　※三者とも10－9
●鮎太直人（CAVE）