【レベルス】元ラジャダムナン王者ムンファン、炎出丸を完封
REBELSプロモーション
「REBELS.22」
2013年12月22日(日)東京・新宿FACE
▼メインイベント(第13試合) REBELS-MUAYTHAI スーパーバンタム級 3分5R
○ムンファン・エスジム(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定フライ級王者、元ルンピニースタジアム認定バンタム級2位)
判定3-0 ※50-47、50-47、50-48
●炎出丸(ひでまる/クロスポイント吉祥寺/J-NETWORKスーパーバンタム級王者、REBELS-MUAYTHAIスーパーバンタム級1位)
炎出丸は今年3月にJ-NETWORKのタイトルを獲得後、INNOVATIN王者・宮元啓介、SB王者・藤本昌大の他団体王者を得意の首相撲で完封し波に乗っている。一方、ムンファンは、昨年11月に邦博、拳士浪を撃破している元ラジャダムナンスタジアム認定フライ級王者。炎出丸の首相撲がタイ人強豪にも通じるのかに注目が集まったが…。
1R、右ローの炎出丸に対し、ムンファンはあいさつ代わりとばかりにKO狙いの左ハイ。さらに左ミドル、左ストレートで炎出丸を後退させる。
ムンファンが度々放つ左ハイの重みに場内はざわめく。
2R、炎出丸は得意の首相撲にいくも、逆にムンファンにガッチリと組まれてしまい主導権を握らせてもらえない。離れ際にはムンファンがヒジを見舞い、炎出丸を追い込む。
3R、炎出丸がパンチでプレッシャーをかけてムンファンにロープを背負わせるも、ムンファンは冷静にブロックしカウンターでヒジ。
そして首相撲を仕掛けるムンファンが優位に試合を運び、炎出丸は凌ぐのに精一杯か。最終ラウンド、炎出丸はパンチから組みにいくも、ムンファンがガッチリ組んで主導権を握る。残り時間僅かのところで、炎出丸はパンチ勝負に出たが、ムンファンが左ミドルで突き放し形勢逆転ならず。大差をつけてムンファンが完封勝利した。
▼セミファイナル(第12試合) REBELS70kg REBELSルール 3分3R
○北斗拳太郎(ボスジムジャパン/TRIBELATEキックスーパーウェルター級王者、REBELS70kg級3位)
判定3-0 ※29-27、29-28、30-27
●守屋拓郎(スクランブル渋谷/RISE70kg級トーナメント2009準優勝)
北斗は2010年J-NETWORKアマチュア全日本大会ミドル級優勝後、一撃必倒のハードパンチを武器にJ-NETWORKスーパーウェルター級戦線で活躍しランキング入り。昨年9月にはトリビュレートのリングで格上の丸山準一を右ハイキックでKOし、初のタイトルを獲得した。
一方、守屋はNJKFの元ミドル級ランカー(当時の所属は町田金子ジム)からRISEに主戦場を移し、2009年11月のRISE70kg級トーナメント2009準優勝などの実績を残しKrushに参戦。今年1月のKrush-70kg級タイトルマッチで王者・城戸康裕に敗れ、初のREBELS参戦となる。
1R、どっしり構える守屋は得意の右ローをこつこつと当てていく。北斗は一気に前に出ながらのワンツーで守屋を退がらせると、右ストレートをクリーンヒットさせダウンを奪う。ダメージを感じさせることなく守屋が反撃し、2Rには右ロー、右ミドルと蹴りを増やす。
3R、守屋が重みのある右ローを入れるが、北斗は距離を詰めては組み付いて守屋の腿にヒザをこつこつと入れていく。守屋の右ローには、北斗がカウンターで右ローを合わせる。1Rのダウンが決め手となり、北斗が判定勝利した。
▼第11試合 REBELS60kg 3分3R REBELSルール
○稲石竜弥(teamOJ/REBELS60kg級2位)
判定2-1 ※30-29、28-29、30-29
●櫻木崇浩(バンゲリングベイ・スピリット/REBELS60kg級5位)
7月のREBELS60kg王座決定トーナメント準決勝で不可思に敗れた稲石が復帰戦、REBELSを主戦場に現在3連勝中と好調の櫻木と対戦した。
1R、稲石は飛び込むような左ミドル、振り回すパンチのトリッキーな攻撃で櫻木を揺さぶる。
櫻木はガードを固めながら前進しパンチ、ミドルを返すが、稲石はバックブローをヒットさせる。
2R、パンチを打ってはすぐに組み付く変則的な攻めを見せる稲石の前に、櫻木はなかなかリズムを掴めない様子。
3R、櫻木の左ミドルからパンチにつなぐ攻撃に対し、稲石はバックブロー、バックスピンキック。さらに打ってはすぐに離れる戦法で主導権を握る。僅差の判定で稲石が勝利した。
▼第10試合 REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級 3分3R
△関 正隆(昌平校柏道場/M-1スーパーフライ級王者、元NKBフライ級王者)
ドロー 判定0-0 ※三者とも29-29
△薩摩3373(さつま・さざなみ/TARGET/J-NETWORKスーパーフライ級2位)※薩摩サザ波から改名
関は、ローキックとワンツーストレートを主武器に骨太のキックスタイルで、NKBフライ級、M-1スーパーフライ級の2冠王となった実力者。負傷などにより約3年間戦線離脱していたが、今年7月復帰戦となった「REBELS.17」での稼頭徳戦で快勝した。
一方、薩摩はこれまでに何度もタイトルマッチを経験しているベテランファイター。今年に入り、リングネームを改め再スタートを切る。格上の関を撃破することができるか。
1R、関が奥足への左ローをこつこつ入れていく。薩摩はカウンターでパンチを合わせ、左ハイ。そして組んではヒザをこつこつ入れていく。
2R、首相撲勝負の薩摩が組んではヒザを入れてこかす場面も。3R、変わらず首相撲を仕掛ける薩摩に対し、関がパンチで突き放す展開が続く。お互いに決定打はなくドローに終わった。
▼第9試合 REBELS-MUAYTHAI フェザー級 3分3R
△齋藤拓也(バンゲリングベイ・スピリット/REBELS-MUAYTHAIフェザー級5位)
ドロー 判定1-0 ※29-29、30-29、29-29
△立澤敦史(チャモアペットムエタイアカデミー/REBELS-MUAYTHAIフェザー級6位)
▼第8試合 REBELS 65kg級 3分3R
○中田裕市(クロスポイント古河/REBELS65kg級6位)
KO 3R1分42秒
●どん冷え貴哉(Dropout)
▼第7試合 REBELS 65kg級 3分3R
○パク・チョンスン(team OJ)
判定2-0 ※29-29、29-28、30-29
●達郎(亀の子道場)
▼第6試合 REBELS55kg級 3分3R
○大出剛生(クロスポイント古河)
KO 3R2分24秒
●高橋茂章(KIX/REBELS55kg級6位)
▼第5試合 REBELS NEW RAIDERS TOURNAMENT 55kg級 決勝戦 3分3R延長1R
○小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺)
判定3-0 ※30-26、30-26、30-27
●ZAWA-3(ざわさん/スクランブル渋谷)
▼第4試合 REBELS 63kg契約 3分3R
○大木渉人(クロスポイント大泉)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-29
●並木義弘(team OJ)
▼第3試合 REBELS フェザー級 3分3R REBELSルール
○新垣竣太(Top Fighter)
TKO 3R42秒 ※レフェリーストップ
●渡邉秀康(ライラプス東京北星ジム)
▼第2試合 REBELS スーパーフライ級 3分3R
○佐藤仁志(新宿スポーツジム)
判定3-0 ※29-28、29-28、29-27
●須田孝禎(パラエストラ小岩 BRING IT ON)
▼第1試合 REBELS ウェルター級 3分3R REBELSルール
○雑賀弘樹(亀の子道場)
TKO 1R1分19秒
●菊入正行(KIX)※デビュー戦
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