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【レベルス】日菜太、ピンチ乗り越えバックブローでKO

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2014/03/16(日)UP

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲空手仕込みの蹴りを多用した宮元(右)

▼第3試合 REBELS55kg級 REBELSルール 3分3R
○宮元啓介(橋本道場/Japan Kickboxing Innovation/INNOVATIONスーパーバンタム級王者、WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-29
●裕喜(KIX/REBELS-MUAYTHAIスーパーバンタム級4位)

 宮元は空手をベースとしたスタイルで、ハイキックや後ろ蹴りが得意。2013年は1勝2敗2分と戦績が奮わず、今年初の試合も判定負けを喫するなどスランプに陥っている。今回のレベルス参戦を機に、再び勢いをつけたいところ。対する裕喜は、宮元に昨年黒星を付けた炎出丸から勝利を収めており、シュートボクシングとの対抗戦にも出場した特攻隊長。鋭い蹴りでJKI王者の首を狙う。

 1R、宮元は右ローを蹴り続け、終盤はボディから顔面へとパンチをまとめる。裕喜は淡々と左ミドル。

 2Rになると宮元は左ミドルを多用してパンチでいこうとするが、セコンドからは「まだ早い」とストップがかかる。その声を聞いた宮元は前蹴り、三日月蹴りと裕喜のボディを蹴りで狙う。終盤には左ミドルと左ボディブロー。

 そして3R、宮元は回転力を活かしたパンチを連打していき、胴廻し回転蹴りや後ろ蹴り。各ラウンドで違う攻めを見せる。

 それに対して裕喜は淡々と左右ミドル&ローを返すが、宮元のボディブローをもらうなど劣勢。宮元が判定勝ちで5戦ぶりの勝利を収めた。


▲右ストレートを始めハチマキ(右)の技が冴え渡った

▼第2試合 REBELS-SF 63kg契約 REBELS-MUAYTHAIルール 3分5R
○ハチマキ(PHOENIX/REBELS-MUAYTHAIライト級王者)
判定3-0 ※50-47、50-47、49-47
●小川 翔(OISHIGYM/K-1甲子園2012王者)

 昨年7月、REBELS-MUAYTHAIライト級王者となったハチマキが、K-1甲子園2012王者・小川を迎え撃つ。

 ハチマキはワンツー&ローキック、ヒジ&ヒザで愚直なまでに前へ出て攻め続けるタイプ。小川は強いパンチ&ローに加え、首相撲やヒジへの対応にもぬかりはない。努力家タイプのハチマキと、天才肌の小川という対戦だ。

 1R、ハチマキは右ローを中心に試合を組み立て、右ストレートも当てていく。小川は後半になると左右フックからローで攻め、ようやくエンジンがかかってきた様子に。

 2R、ハチマキは右ボディストレートを入れつつ、ワンツー、ロー、ミドルと攻撃を散らす。小川は左右フックからローのコンビネーションを多用するが、ハチマキに左フックでダウンを奪われる。

 3R、快調に飛ばすハチマキが右のパンチを顔面とボディへ巧みに突き刺し、小川がパンチの打ち合いを挑んでくると縦ヒジで迎撃。小川の攻めが空回りし、ハチマキが細かい攻撃を先手で当てていく印象に。

 4R、ハチマキがジャブとロー、組み合いになるとヒジを見舞う。小川も顔面前蹴りを放つが、ハチマキが先手で細かく技を当ててくるためペースがつかめない。

 5R、小川が距離を詰めてパンチで勝負を懸けると、ハチマキは首相撲からのヒジとヒザ。小川が打とうとするところへ先手を打ち、さらにミドルとローを散らしてヒザ蹴りも突き刺す。ハチマキが完勝に近い内容で、強敵を判定勝ちで退けた。


▲いつか(左)が韓国人ファイターに2連勝

▼第1試合 51kg契約 REBELS-MUAYTHAI特別ルール(ヒジ打ちなし) 2分3R
○いつか(新宿レフティージム/WPMF日本女子フライ級王者)
判定3-0 ※三者とも30-29
●キム・ミンジ(韓国/X-GYM/大韓ムエタイ協会女子ジュニアバンタム級王者、国際格闘技連盟BEAT世界-53kg王者、国際キックボクシング女子ピン級王者、ドラゴンズ女子フェザー級王者)

 1月に韓国人ファイターからダウンを奪って快勝したいつかが連続参戦。今回も韓国人ファイターと対戦する。キムはまだ18歳ながら12勝2敗1分の好戦績で、現在韓国の四冠王。

 1R、いつかは右ローを中心に蹴りつつ、ワンツーを放っていく。キムは鋭い右ストレートを打ち、いつかの蹴り足をキャッチしてのパンチも。

 2R、キムは前蹴りやハイキックなど蹴り技を多用してくるが、それほどパワーは感じられない。いつかはパンチの連打から強い右ロー。キムはタイミングのいいヒザ蹴りで応戦する。

 3Rになるとキムは飛びヒザ蹴りを連発。いつかはそれをかわして右ストレートを何度もヒットさせる。さらに残り30秒でヒザ蹴りとパンチのラッシュを仕掛け、判定勝ちを収めた。


▲皇兵(左)がパンチでイノベーション王者をKOで仕留めた

▽第2部:REBELS(本戦)

▼第5試合 59kg契約 REBELSルール 3分3R
○KING皇兵(SFKキックボクシングジム/REBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級1位)
KO 1R2分31秒
●RYOTA(マイウェイジム/Japan Kickboxing Innovation/INNOVATIONフェザー級王者)

 皇兵は27歳とかなり遅いプロデビューながら、現在5連勝中と35歳にして全盛期を迎えている。今回は9連勝中のイノベーション王者を迎え撃った。

 1R、皇兵は速い左インローを多用し、RYOTAは右ローを蹴り返す。そのままローの蹴り合いに終始しそうな流れだったが、皇兵が右フックをヒットさせてRYOTAが下がる。

 一気に前へ出て右を連打する皇兵。RYOTAをロープに詰めて左フックを見舞うと、RYOTAは座り込むようにしてダウンし、10カウントを聞いた。

 皇兵は「これでチャンピオンを相手に3連勝です。もっと強いヤツを当ててください。ばっちり俺が狩るので。レベルスの人間としての誇りを胸に戦います」と、他団体王者狩りを宣言した。


▼第4試合 フライ級 REBELSルール 3分3R
○勇児(HOSOKAWAジム/Japan Kickboxing Innovation/INNOVATIONフライ級2位、UKF日本フライ級王者、元WPMF日本フライ級王者、元MA日本フライ級王者)
判定3-0 ※三者とも29-28
●矢島直弥(はまっこムエタイジム/REBELS-MUAYTHAIフライ級4位)

▼第3試合 REBELS59kg級 REBELSルール 3分3R
○稲石竜弥(team OJ/REBELS60kg級2位、APKFスーパーフェザー級王者)
KO 1R2分44秒
●葵拳士郎(ダイケンジム/Japan Kickboxing Innovation/INNOVATIONスーパーフェザー級5位)

▼第2試合 フェザー級 REBELS-MUAYTHAIルール 3分3R
○工藤政英(新宿レフティージム/REBELS-MUAYTHAIフェザー級10位)
KO 2R2分15秒
●KO-HEI(習志野ジム/Japan Kickboxing Innovation/INNOVATIONフェザー級8位)

▼第1試合 65kg級 REBELSルール 3分3R
○ひろき☆感激!!(エスジム)
KO 3R1分14秒
●パク・チョンスン(team OJ/REBELS65kg級8位、REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級9位)

▼REBELS-GATE第4試合 スーパーフライ級 REBELS-MUAYTHAIルール 3分3R
○稼頭徳(JTクラブジム/REBELS-MUAYTHAIバンタム級7位)
判定3-0 ※三者とも30-27
●平野 翼(烈拳會)

▼REBELS-GATE第3試合 フライ級 REBELS-MUAYTHAIルール 3分3R
○奥脇一哉(はまっこムエタイジム)
判定3-0 ※三者とも29-27 
●佐藤仁志(新宿スポーツジム)

▼REBELS-GATE第2試合 ライト級 REBELS-MUAYTHAIルール 3分3R
○久保政哉(PHOENIX/元MA日本スーパーライト級9位)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●杉原庸介(フリー)

▼REBELS-GATE第1試合 65kg級 REBELSルール 3分3R
○小林丈晃(練誠塾/初代BLOW-CUP一般65kg級王者)
判定3-0 ※30-28、29-28、30-27
●影山弘樹(マイウェイスピリッツキックボクシングジム)

▼オープニングファイト第6試合 40kg級 クラスA アマチュアREBELSルール 2分2R延長1R
○安本晴翔(橋本道場/Japan Kickboxing Innovation/アマチュアREBELS中学生40kg級王者)
判定3-0
●田丸 辰(平井ジム/アマチュアMAジュニア28kg級王者、アマチュアBigbang 34kg&37kg級王者)

▼オープニングファイト第5試合 41kg契約 クラスA アマチュアREBELSルール 2分2R延長1R
○赤羽根 烈(フリー/DBS35kg級王者)
KO 1R1分32秒
●山口京介(橋本道場/Japan Kickboxing Innovation/アマチュアREBELS小学生40kg級王者)

▼オープニングファイト第4試合 35kg級 クラスA アマチュアREBELSルール 2分2R延長1R
△伊藤純希也(team AKATSUKI)
ドロー 延長判定0-0
△奥平将太(平井ジム/アマチュアBigbang 34kg級王者)

▼オープニングファイト第3試合 32kg契約 クラスA アマチュアREBELSルール 2分2R延長1R
○奥脇竜哉(はまっこムエタイジム/NJKF MuayThai-Samaklen 25kg&28kg&30kg級王者)
判定3-0
●掘 太虎(橋本道場/Japan Kickboxing Innovation)

▼オープニングファイト第2試合 50kg級 クラスA アマチュアREBELSルール 2分2R延長1R
○酒井柚樹(はまっこムエタイジム/NJKF MuayThai-Samaklen フライ級王者)
KO 1R1分35秒
●金沢瑞希(マックスジム)

▼オープニングファイト第1試合 45kg級 クラスA アマチュアREBELSルール 2分2R延長1R
○佐藤伶南(team AKATSUKI)
判定3-0
●奥脇奈々(はまっこムエタイジム)

<BLOW選出優秀選手表彰>
MVP(最優秀選手賞):日菜太(王者/クロスポイント吉祥寺)
ベストファイト:勇児(HOSOKAWAジム/Japan Kickboxing Innovation)vs矢島直弥(はまっこムエタイジム)
ベストKO:日菜太(王者/クロスポイント吉祥寺)
特別賞:KING皇兵(SFKキックボクシングジム)

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