【KOS】九州初全試合ヒジあり、メインもヒジ決着

2014/09/08（月）UP
（最終更新：2015/09/10 10:19）

MSJキックボクシングジム
「KING OF STRIKERS　ROUND16」
2014年9月7日（日）福岡・都久志会館ホール
アマチュア開始11：30　プロ開始15：00

▼メインイベント2　KOSフェザ-級タイトルマッチ　3分5R
○田中康行（錬成塾/KOSフェザ-級1位・挑戦者）
TKO　3R1分08秒　※左ヒジによるカット
●北薗翔大（田畑ジム/KOSフェザ-級王者）
※田中が新王座に就く。

　北薗は今年1月『RISE』に初参戦し、RISEフェザー級5位・金城悠（シルバーウルフ）に左フックでKO勝ち。鹿児島の実力者ぶりを発揮した。今回は同級1位・田中康行（錬成塾）を挑戦者に迎えての防衛戦。

　1R、ロ－の蹴り合いから始まる静かな立ち上がり、時折両者パンチから蹴りを見せ距離を取り合う。

　2R、北薗の蹴りがヒットし始め、田中はヒジを振るうが距離が合わない。北薗は距離を詰めながらパンチからロー、若干ぺ－スを北薗がつかみはじめる。

　3R　お互いに間合いを詰めての攻防が激しくなり、前に出た北薗のパンチに合わせて田中の縦ヒジが北薗の眉間を切り裂いた。傷口が深く、ここでレフェリーストップとなり田中が悲願のタイトル獲得した。

　試合後、田中は「何度もキックを辞めようと思ったけど、諦めず続けてきた甲斐がありました、続けていれば必ずいいことがあると思いました」と涙を堪えながら語った。

　九州初の全試合ヒジありで行われた今大会は、全8試合中5試合がKOという結果となった。

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▼メインイベント1　KOSスーパーライト級タイトルマッチ　3分5R延長1R
○チュートンWSR（WSR九州/KOSスーパーライト級1位）
TKO　3R1分06秒　※右ヒジによるカット
●越智大輔（TEAM SHIMONOSEKI/KOSスーパーライト2位）
※チュートンが初代王座に就く。

　3月から開幕したKOSスーパーライト級王者決定トーナメントの決勝戦は、同級1位チュートンと同級2位・越智で争われる。チュートンは準決勝でNJKFライト級2位・凌太を圧倒的な強さで破り、越智は1回戦と準決勝で2連続KO勝ち。

　1R、チュートンは豪快なミドルを見せ、すかさず狙いすました縦ヒジで観客を驚かせるが、越智もロー、パンチで負けじとチュートンを攻める。ラウンド後半に越智の左フックが炸裂し、チュートンの腰が落ちかける場面も。

　2R、チュートンは圧力を強めパンチ、ヒジ、ミドルと手数を増やすが越智もクリ－ンヒットを貰わずパンチでチュートンを攻める。

　3R　チュートンはパンチの手数を増やしながら圧力をかける、越智も呼応して打ち合う、またも場内はヒ－トアップするが、勝負は一瞬にして決まった。

　打ち合いの中、チュートンの右ヒジが越智の左耳付近を大きく切り裂いた、これでレフェリーストップとなり、チュートンがタイ人ならではの上手さで勝負を決めた。負けはしたが、このト－ナメントで急成長した越智にも温かい拍手が会場から送られた。

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▼セミファイナル　KOSスーパーフライ級王者決定トーナメント1回戦　3分3R延長1R
○萬田千晴（CMG）
判定3－0　※30－27、30－26、30－26
●勇次（ナックルズジム）

▼第6試合　KOSスーパーフライ級王者決定ト-ナメント1回戦　3分3R延長1R
○日畑達也（FKD）
KO　1R2分50秒　※右フック
●博隆（RIOT GYM）

▼第5試合　SPECIALエキシビションマッチ　KOS王者対決　3分1R
ー永椎太陽（MSJ/KOSスーパーバンタム級インターコンチネンタル王者）
勝敗なし
ー安永雄気（MSJ/KOSスーパーバンタム級王者）

▼第4試合　KOSスーパーバンタム級次期挑戦者決定トーナメント1回戦　3分3R延長1R
○秀翔（PRINCE KC/KOSスーパーバンタム級3位）
TKO　2R2分10秒　※レフェリーストップ
●鮫島　力（薩摩ジム/RISEスーパーバンタム級7位）

▼第3試合　KOSスーパーバンタム級次期挑戦者決定トーナメント1回戦　3分3R延長1R
○TOSHIHIRO（PRINCE KC）
判定2－0　※29－29、30－29、30－28
●濱本勝也（SK-ACTIVE/KOSスーパーバンタム級5位）

▼第2試合　KOSフェザー級　3分3R
△テラポン＠フィームーGREAT ESCAPE（MSJ）
ドロー　判定0－0　※三者とも29－29
△杉本　祥（近田道場）

▼第1試合　KOS56Kg契約　3分3R
○黒原準兵（SK-ACTIVE）
KO　2R2分35秒　※右フック
●エース（福永道場）