【レベルス】清川祐弥、KING皇兵を破り初戴冠
Def Fellow
「REBELS.32」
2014年12月23日(火・祝)東京・新宿FACE
▼第10試合 メインイベント REBELS-MUAYTHAIフェザー級王座決定戦 3分5R延長1R
○清川祐弥(新宿レフティージム/REBELS-MUAYTHAIフェザー級2位)
判定3-0 ※50-49、49-48、49-48
●KING皇兵(SFKキックボクシングジム/REBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級1位)
※清川が初代王者に
清川は9月に元豪州ライト級王者キヨソンセンを破り、現在タイ人を相手に2連勝。過去に2度タイトル戦に絡んだがいずれも奪取に失敗しており、3度目の正直を狙う。 対する皇兵は、昨年8月にヤスユキから生涯初のダウンを奪って勝利をもぎ取り、 INNOVATIONフェザー級王者RYOTAを1RでKO、またSBとの対抗戦ではSB日本スーパーフェザー級王者・歌川暁文からも勝利を奪った無冠の帝王。
1R、清川はサウスポーから得意の左ミドル。皇兵は距離を取りながら右周りし、清川の攻撃を当てさせない。皇兵は右ローをこつこつと出しながらパンチを当てていく。2R、清川は左ミドル、左ストレートを返すも、皇兵は右ロー、前蹴りで距離を取り、右ストレート。
3R、手数を増やす清川に対し、皇兵は組みついてペースを乱し連打を許さない。4Rには、 皇兵が投げを見舞ってレフェリーから注意を受ける。5R、清川は左ミドルからパンチにつなぐも、皇兵は徹底して距離を潰して組みついてペースを乱す展開に。
皇兵の変則的なスタイルに清川は左の攻撃を封じられることとなったが、僅差の判定で勝利。初戴冠した清川は「ベルトを獲るまで時間がかかりましたが、どんどん上を目指していきたい」とアピールした。
▼第9試合 セミファイナル 65kg級 REBELSルール 3分3R延長1R
○中村広輝(赤雲會/REBELS65kg級1位、LEGENDライト級王者、TENKAICHIキックボクシングスーパーライト級王者、元全沖縄ライト級王者)
延長判定3-0 ※三者とも10-9
●カノンスック・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/WPMF世界ライト級王者、M-1ライト級王者)
※本戦は30-29、29-29、28-29
カノンスックは、日本を主戦場にするムエタイ戦士で、強烈な左右フックと重い蹴りを武器に日本王者クラスを何人も破ってきた。対する中村は沖縄古流の空手道を修練する赤雲會で一撃必殺の拳を作り上げ、KOを頻発する激闘派。
1Rゴングと同時に、飛び蹴りの奇襲攻撃を仕掛けるカノンスックだったが、REBELSルールでは認められていないヒジを出しレフェリーから注意を受ける。再開後、サウスポーのカノンスックは左ロー、左ストレートと強い攻撃を当てていく。中村は右ボディブロー、右ロー、右ミドルを返し、お互いに譲らない攻防。
2R、中村はテンカオも交ぜていき、終盤には激しい打ち合いへ。3R、カノンスックの左ミドルに対し、中村は距離を詰めてパンチの連打。中村は左フックを当てる場面もあったが、カノンスックは左ミドル、左ローを返していく。
本戦では決着が付かず延長戦へ。中村の左フックがカノンスックの顔面を捕らえ、一気に連打を仕掛ける。耐えたカノンスックは左ミドル、左ローを返していくが時間切れ。中村が激戦を制した。
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