2015/03/15（日）UP
（最終更新：2020/10/08 18:24）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

宮野道場
「レジェンド～第8章～」
2015年3月15日（日）兵庫・宝塚市立ソリオホール

▼第9試合　キックボクシングルール　65kg契約
○大原裕也（大原道場）
延長判定2－1　※10－9、10－9、9－10　
●チューチャイ・ハーデスワークアウトジム（タイ/ハーデスワークアウトジム/元ルンピニースタジアム認定ウェルター級7位）
※本戦1－1（30－28、29－30、29－29）

　デビュー以来11戦無敗の17歳・大原が元ルンピニースタジアム7位のチューチャイに挑んだ一戦。

　1R、サウスポーのチューチャイに対し、大原はセオリー通り、右から攻撃を仕掛けていく。タイ人特有のスローな展開に持ち込ませないように一気に攻め込みたい大原だが、左ミドル連打の前にやや攻めにくそう。

　2R、1R目より積極的に左ミドルを連打してくるチューチャイだが、再三のホールドに対して口頭注意が与えられるなどやや反則が目立つ。対して大原は若さあふれる手数と左ローで優勢に攻める。

　3R、手数の落ちない大原に対して、またもやチューチャイはホールドが増える。得意の左ミドルで責め立てるが、そこからが続かない。手数は大原だが、左ミドルキックのポイントをどう取るかによって判定が割れたのか1－1で延長へ。

　延長R、大原はバックブローなども織り交ぜ積極的に前に出る。圧力を嫌がってか、チューチャイの再三の組み付きに対してイエローカードが出る。パンチvs左ミドルの構図は変わらずそのまま試合終了。2－1の判定により大原が元ルンピニーランカーを破り無敗街道を突き進んだ。

▼第10試合　空手マッチ
○北島悠悠（白蓮会館）
判定3－0　※20－18、20－18、20－19
●加藤秀学（志焔塾）

　白蓮会館全日本大会を5度、白蓮会館世界大会を2度制し、“絶対王者”と呼ばれた北島がレジェンドのリングに初出場。昨年の白蓮全日本大会では、優勝した福地勇人に敗れ3位となったが、倒せる空手は今も健在。ベテランの域に入っているものの5月のJFKO主催の第2回全日本フルコンタクト空手道選手権大会にも出場が決定しており、ここは勝って弾みをつけたいところ。対する加藤は志焔塾のベテラン選手。以前、北島に敗退していることもあり、リベンジを果たしたい一戦となった。

　1R、北島は距離を取って中段廻し蹴りで攻めていくが道衣への掴みが3秒まで認められているルールのため、加藤は徹底的に接近戦を仕掛ける。北島もショートレンジから右下段回し蹴り、左右の直突きを有効的に当てていくが、単発で後が続かない。