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【ムエタイオープン】片島聡志が藤原あらしを流血させ殊勲の勝利

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2016/02/07(日)UP

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

センチャイムエタイジム
「MuayThaiOpen 34」
2016年2月7日(日)東京・新宿FACE

片島(左)がヒジで藤原(右)の眉間をカット、判定勝ちした

▼第8試合 スーパーフライ級LumpineeBoxingStadium of Japanランキング戦 3分5R
○片島聡志(WSR池袋ジム/元WPMF日本スーパーフライ級王者)
判定3-0 ※50-49、49-48、49-48
●藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット/元WPMF世界スーパーバンタム級王者)

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 

 藤原は長年にわたり日本軽量級のトップに君臨し、ムエタイの最高峰ルンピニースタジアムの王座にも挑戦した実績を持つが、2015年12月の『MuayThaiOpen33』で日本軽量級のホープ小笠原瑛作に1RでKO負け。今回が再起戦となる。

 対する片島は2014年5月にWPMF日本スーパーフライ級王座を獲得している。

 1R、サウスポーの藤原は左ミドル、左ロー主体の攻めを見せ、片島は蹴りに押されながらもパンチ・右ミドルを返して行く。2R、藤原は奥足へのロー、左ミドルをテンポよく入れて主導権を握ったかに見えたが、片島は縦ヒジを入れ藤原の眉間をカットに成功。

 3R、片島はジャブをついて傷口狙い。そして右ミドルからパンチにつなぐ。藤原は左ミドルを返していくが、勢いと手数が落ちていき、ここまではジャッジ2名がドロー、1名は片島を支持した。

 4R、片島は距離を潰して藤原にミドルを蹴らせずパンチ連打、さらに組んでのヒザでペースを握る。5Rには、巻き返しを狙う藤原だが、終盤に片島は右ハイをクリーンヒット。片島が判定3-0で勝利し、藤原は日本人相手に2連敗となった。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 

・【関連動画】小笠原瑛作が藤原あらしを1RでKO、世代交代


 

激しく打ち合う喜入(左)と二朗(右)

▼第9試合 MuayThaiOpenウェルター級タイトルマッチ&LumpineeBoxingStadium of Japanランキング戦 3分5R
○喜入 衆(フォルティス渋谷ジム/MuayThaiOpenウェルター級王者)
判定3-0 ※50-47、49-48、50-47
●二朗(日進会館/挑戦者)
※喜入が2度目の防衛に成功

※この試合の速報動画(1、2、5Rのみノーカット)はこちら 

 今回が60戦目となる大ベテランの喜入は、2014年10月に獏・センチャイジムを破り初代ムエタイオープン王座に輝くと、2015年6月に平山迅とドローで初防衛に成功している。今回が2度目の防衛戦。挑戦者の二朗は元RISEフェザー級王者・一刀と同じ日進会館の内弟子で、関西のリングを中心に活動している。

 1R、左右ロー主体の攻めの喜入に対し、二朗はカウンターのパンチで前に出る。序盤は喜入優勢の中、2Rに入ると、二朗はプレッシャーを強め右ロー・右ストレート。喜入は下がりながらも右ローを返していく。3Rには、接近戦で喜入のパンチに対し、二朗はヒジ。ここまでのラウンドはジャッジ3者とも喜入を支持。

 4R、パンチを振りながら前に出る喜入は右ロー。二朗に距離を潰されてもしっかり組み付いてヒジ・ヒザを当てる。

 5R、右ハイをクリーンヒットさせる喜入。二朗はパンチで前に出ると喜入はパンチを振るいながら組み付いて相手の攻撃を遮断。

 判定勝利で防衛に成功した喜入は「このベルトは色んな思いが詰まったベルトなので防衛できてホッとしています。15年以上戦ってますが、努力すれば結果を残せるということをリング上で証明していきたい。それを若い選手にも感じていただければ。まだまだ頑張ります」と現役続行をアピールした。

※この試合の速報動画(1、2、5Rのみノーカット)はこちら

・【関連動画】喜入がMuayThaiOpenウェルター級王座を獲得 

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