【巌流島】菊野克紀が2度討ち死に=ガチ甲冑合戦
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ガチ甲冑合戦制作実行委員会
「巌流島・ガチ甲冑合戦~真田丸の攻防戦~」
2016年7月23日(土)東京・船の科学館 屋外広場
甲冑と槍や短刀を装備して戦国時代を再現する集団戦を行う「ガチ甲冑合戦」が、東京・お台場で開催中の「お台場みんなの夢大陸2016』内で開催された。
参加者の一般募集を行ったところ定員の100名を超える応募があり、高橋奈七永、夏樹☆たいよう、世志琥といった女子プロレスラーも名乗りをあげ、参加人数を増やして行われた今回のガチ甲冑合戦。大坂冬の陣の「真田丸の戦い」を模した形で行われ、参加者は真田軍と前田軍に分かれての攻防を展開。
次に各軍の代表者4名による4対4ユニット戦が行われ、真田軍には元UFCファイターの菊野克紀が登場。槍で突撃し、接近戦になると組み付いてのテイクダウンを狙ったが、相手が短刀を抜いて首を刺したため一本負け。
続いての一騎打ちでは1対1の戦いに挑んだ菊野だったが、やはり槍の突き合いから組み付いてテイクダウンしようとしたところで短刀を刺され、一本負けを喫した。
「怖い。槍を持った人間が向かってくる恐怖があった。何秒後かに死ぬかもしれないんですよ。強さの概念が違います」と菊野。
「めっちゃ怖かった。そして楽しい。本当の戦いとはこういうことなんでしょうね。甲冑合戦の技術や戦術、知識があって無意識にそれが出来る人ではないとやられます。僕は組んで止まってしまったんですが、向こうは組まれたら無意識に短刀を抜いていた。隙がない」と振り返った。
この戦い方はMMA(総合格闘技)にも通じると確信したともいう。
「槍から始まって、槍を捨てて刀を抜くとか、短刀でいくとかはMMAと同じ。MMAも打撃、投げ、寝技と考えるのではなく無意識につなげていかないと勝てない。間合いも凄く勉強になりました。甲冑合戦とMMAは絶対に通じます。今後もやっていきたい」と、ガチ甲冑合戦を練習に取り入れたいと語った。
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- 合戦は真田軍の勝利に終わり、勝ち名乗りをあげる菊野
- 火縄銃も登場した。もちろんモデルガン
- すぐに一本負けを喫して苦笑いの菊野
- 一般参加者による槍の攻防戦
- 合戦前の儀式で太鼓やほら貝での演奏が行われた
- 槍の攻防から組み付いてテイクダウンを狙った菊野(右)だったが、相手に短刀で刺されて一本負け
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