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【ROAD FC】豪快フックでチェ・ホンマン粉砕、マイティ・モーが初代無差別級王者に

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2016/09/24(土)UP

持ち前の豪腕をホンマン(左)に振るうモー(右)

ROAD FC
「ROAD FC 033」
2016年9月24日(土)韓国ソウル市・チャンチュン体育館

▼メインイベント 第8試合 無差別級トーナメント決勝戦 5分3R
○マイティ・モー(アメリカ)
KO 1R 4分06秒 ※右フック 
●チェ・ホンマン(韓国)

前日計量に登場したホンマン(左)とモー(右)

 両者はK-1で2度対戦しており、1度目は2007年3月にモーが2Rで右フックによるKO勝ち、2度目は同年9月にホンマンが判定2-0で勝利。今回はMMA(総合格闘技)ルールで3度目の決着戦となった。

 1R、見合った状態が続く両者。1分が経過した頃に、モーが豪腕を繰り出しながら一気に突進。ケージにホンマンを押し込み、組み付いた状態からボディに拳を打ち込む。

 そのまま膠着状態が続くと、モーは自ら離れて左右のフックを連続ヒットさせる。ふらつくホンマンにモーは再び左フック、右アッパーを叩き込む。防戦一方になるホンマンは笑みを浮かべて効いてないとアピールするが意地もここまで。モーが渾身の右フックを振り抜くと、力なく腰からマットに崩れ落ちた。 

 9年越しの決着戦で45歳になったモーが豪快KO勝ちを収め、見事ROAD FC初代無差別級王者に輝いた。試合後にマイクを向けられたモーは開口一番「はあ」と大きな溜め息。「この年齢には応えるな。このベルトは世界中の子を持つ親に捧げよう」と10人の子どもを持つ父親らしいコメントを残した。

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▼セミファイナル 第7試合 フェザー級 5分3R
○上迫博仁(和術慧舟會HEARTS)
TKO 1R 31秒 ※レフェリーストップ
●ホン・ヨンギ(韓国)

DEEPを主戦場に活躍する上迫博仁(右)

 上迫はレスリング技術と強打を併せ持ち、主戦場のDEEPでは8連勝を飾る活躍を見せるファイター。昨年5月にラスベガスで開催された『ROAD TO UFC JAPANトーナメント』の出場者にも選出された(練習中の怪我により欠場)。対するヨンギはテコンドー仕込みの蹴り技を武器に3勝2敗のMMA戦績を収めている。

 1R序盤、ヨンギがタックルを仕掛けてきたところに、上迫が右ヒザを顔面に合わせる。クリーンヒットを受けたヨンギが倒れ込んだところに、上迫は上から鉄槌を連打。ヨンギが防戦一方になるとレフェリーが試合を止めた。

 今年4月のDEEP大会で長倉立尚に敗れていた上迫は、再起戦での秒殺勝利に喜びを爆発させた。

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●次ページ:RIZINで敗れた佐々木信治が復活戦へ 

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