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【Invicta FC】魅津希が無敗の強豪に敗戦、初戴冠ならず

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2018/03/24(土)UP

朱里に敗れてからは連勝中のグルサンダー(右)がInvicta FC初参戦を果たし、TKO勝ちを飾った

▼アトム級 5分3R
○ミナ・グルサンダー(29=フィンランド)
TKO 2R 4分26秒
●フェルナンダ・バホス(29=ブラジル)

 Invicta FCデビュー戦同士の対決。グルサンダーは世界アマチュアMMA連盟「IMMAF」の2015年金メダリストで、プロ戦績は5勝1敗。唯一の黒星は昨年2月にパンクラスで朱里に喫したものだ。対するバホスのプロ戦績は2勝1敗。

 1Rはバホスの大振りの左右フックとパワーあふれる突進に押されながらも、終盤にグルサンダーはテイクダウンからトップをキープ。

 2Rに入ると、ワンツーでバホスをダウンさせたグルサンダーは、トップをキープしながら鉄槌、エルボー、ヒザ蹴りの雨を降らせる。バホスが防戦一方になったところで、レフェリーが試合を止めた。


強打で前に出続けた元UFCファイターのデュダエバ(左)

▼フライ級 5分3R
○ミラーナ・デュダエバ(28=ロシア)
TKO 2R 3分57秒
●クリスティーナ・マークス(32=アメリカ)

 デュダエバは2014年8月からUFCに参戦し、デビュー戦を勝利で飾ったが、以降は女子バンタム級トップファイターのジュリアナ・ペーニャとマリオン・レノーにTKO負け。UFCリリース(契約解除)後に参戦したInvicta FCでも2連敗し、今大会で復活を目指す。

 対するマークスは今大会がInvicta FCデビュー戦。昨年はUFCの選手育成番組『TUF』で行われたトーナメント参戦を経て、12月の本大会にも出場したが、一本負けを喫してリリースされている。

 1Rは互いに細かく左ジャブを突きながら、右ストレートや右フックへとつなげるパンチの攻防が続く。前に出て圧力をかけたのはデュダエバだが、両者とも有効打は奪えず。

 2Rも同様の展開が続くと、デュダエバのバックハンドブローを皮切りに、マークスもワンツーから前に出始める。両者の間合いがさらに縮まると、デュダエバが強烈右フックで強襲。これでダウンして動けなくなったマークスに、デュダエバが怒濤の鉄槌を連打したところでレフェリーが試合を止めた。


<その他の試合結果>

▼セミファイナル フライ級 5分3R
○ディアナ・ベネット(アメリカ)
判定2-1 ※30-27、27-30、30-27
●カリーナ・ロドリゲス(メキシコ)

▼ストロー級 5分3R
○パール・ゴンザレス(アメリカ)
判定3-0 ※30-27、30-26、30-27
●カリ・ロビンス(アメリカ)

▼ストロー級 5分3R
○ケイリン・シュワルツ(アメリカ)
TKO 2R 4分27秒
●ケイ・ハンセン(アメリカ)

▼バンタム級 5分3R
○ケリー・ケネソン(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも30-27
●チェルシー・チャンドラー(アメリカ)

▼アトム級 5分3R
○ジリアン・デコージー(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも30-27
●レベッカ・レヴァイン(アメリカ)

▼フライ級 5分3R
○トレイシー・コルテス(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも30-27
●ケイリン・ニール(アメリカ)

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