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【BOM】名高&奥脇竜哉の高校生コンビが世界王座をそろって奪取

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2018/04/08(日)UP

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復帰した栄基(右)が得意のミドルキックを駆使して勝利

▼第12試合 WMC日本ウェルター級王座決定戦 3分5R
○栄基(エイワスポーツジム/WMC日本ウェルター級7位)
判定2-0 ※49-49、49-48、49-48
●安東雅喬(湘南格闘クラブ/WMC日本ウェルター級1位)
※栄基が新王座に就く。

 栄基はミドルキック、首相撲、ヒジなどのムエタイスタイルを得意とし、様々な団体のリングで活躍。2015年にはJ-NETWORKウェルター級王者となった。昨年の夏に引退したが今回、エイワスポーツジム所属となり復帰。

 一方、安東は湘南格闘クラブ伝家の宝刀である左ミドルを得意とするだけではなく、パンチ力にも定評があるファイター。今回は格上の栄基に挑むかたちとなった。

 1R、栄基がハイ、ミドルを蹴るが安東はスウェーでかわす。すると安東は距離を詰めフックを振るいプレッシャーを掛ける。2R、栄基は距離を空けてミドル。対する安東もミドルを蹴り返す。フックで詰める安東を栄基はミドルと首相撲を駆使しコントロールする。
 
 3R、前進する安東から距離を保ち後退する栄基だが、的確にミドルを当てていく。4R、安東が左ミドルとフックで攻めるが栄基は首相撲に持ち込む。首相撲では身長の高い栄基に分があるようだ。
 
 5R、互いにスイッチのフェイントをしてミドルを蹴り合う。そのまま試合は終了し判定へ。最後まで自分の距離を保ち、首相撲で優位に立った栄基が接戦を制した。


首相撲で圧倒する翔(左)

▼第11試合 WMC日本ライト級タイトルマッチ 3分5R
○翔・センチャイジム(センチャイムエタイジム/WMC
日本ライト級王者)
判定3-0 ※50-47、49-47、49-47
●冨田権祐(真樹ジムAICHI/J-NETWORKライト級王者/挑戦者)
※翔が初防衛に成功

 翔はこれまで5冠を獲得している国内ライト級の実力者で、WMC王座は昨年8月に獲得して今回が初防衛戦。翔は2016年4月にも同王座を獲得しているが、同年12月の初防衛戦で敗れている。今度こそ初防衛なるか。

 一方、冨田は11勝(3KO)11敗7分と黒星と引き分けが多いが、J-NETWORKでは無敗で二冠王となった内堀裕斗をヒジで切り裂き唯一引き分けた。昨年3月にはJ-NETランカーの伊東伴恭と対戦し、豪快な右フックを炸裂させ1R1分47秒でKO勝ち。8月のライト級王座決定戦では、極真会館の渡辺理想をヒジで流血に追い込んで2RTKO勝利に下し、J-NET王者となった。

 1R、鋭い踏み込みの右ストレートを当てる富田。翔はパンチに押されコーナーを背負う場面も。富田はムエタイのリズムに付き合わずに右ストレートを叩き込んでいく。
 
 2R、パンチで攻勢に出る富田が右ストレートに加え右ヒジを織り交ぜる。しかし翔はパンチを見切り始め、距離を取りながらミドルを蹴る。3Rになると翔がアグレッシブに攻め、ヒジを打ち込んでいく。序盤の攻防とは打って変わりヒジ合戦が繰り広げられる。首相撲から互いにヒジを出すが、技術的には翔が上をいく。段々と対処しきれなくなった富田は劣勢に立たされヒジを何発も喰らった。
 
 4R、完全に主導権を掴んだ翔は、富田を首相撲で圧倒し前後からヒジを叩き込む。さらにヒザも加えてガンガン削っていく。富田は口を空けながら呼吸し明らかな疲労が見える。
 
 5R、富田が最後の力を振り絞りパンチで前進する。しかし、それを難なくいなし試合終了まで流した翔。老獪なムエタイテクニックを披露した翔が判定3-0の完勝で初防衛に成功した。

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