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【UFC】元王者ジュニオール・ドス・サントス、1年2カ月ぶり復帰戦で快勝

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2018/07/16(月)UP

組みの攻防の中でヒザ蹴りを効かせるノースカット(右)

▼セミファイナル ウェルター級 5分3R
○セージ・ノースカット(22=アメリカ)
KO 2R 3分13秒
●ザック・オットー(31=アメリカ)

 ノースカットは空手とキックボクシングをベースに持つストライカーで、2015年10月に期待の新星としてUFCに初参戦。現在までに同団体のライト級&ウェルター級戦線で5勝2敗の好戦績を収めている。ここ2試合はライト級で連勝していたが、今回は再びウェルター級で試合に臨む。

 対するオットーは2016年10月からUFCに参戦し、勝ち負けを交互に繰り返しながら3勝2敗の戦績を収めているファイターだ。昨年6月には国本起一を接戦の末に判定で下している。

 1R、開始直後に両者がほぼ同時に渾身の右フックを放ち、被弾したノースカットが崩れ落ちる。すぐさま追撃体勢に入るオットーに対し、ノースカットは下から足を絡めて懸命に応戦。ノースカットは立ち上がろうと上体を起こすが、ここでオットーのチョークに捕まる。

 オットーは下に引き込みながら後方に回転し、ノースカットを鮮やかに引っくり返すと、トップキープからマウント奪取。しかし、ノースカットはブリッジで跳ね返してスタンドに戻すと、すぐさま鬼気迫る形相で左ジャブの連打を突き刺し、オットーが嫌がったところでチョーク。オットーはそのまま下に引き込まれ、ノースカットにマウントも許してしまった。

 2R、タックルで先制のテイクダウンに成功したオットーだが、ノースカットにスタンドを許すと、クリンチからのヒザ蹴りと右フックを叩き込まれてしまう。勢いづいたノースカットはオットーのタックルをカットして、組みの攻防からの一瞬の離れ際に電光石火の左右フックをヒットさせる。

 これが効いた様子のオットーはノースカットの強烈な左フックも被弾してダウン。ノースカットが鉄槌を浴びせると、オットーは頭を抱えたまま動けなくなり、レフェリーがここで試合を止めた。再び階級をウェルター級に上げたノースカットが、序盤のピンチを跳ね返してのKO勝ちで3連勝をマークした。


▼フェザー級 5分3R
○リック・グレン(アメリカ)
判定2-1 ※29-28、27-30、28-29
●デニス・バミューデス(アメリカ)

▼ウェルター級 5分3R
○ニコ・プライス(アメリカ)
KO 2R 1分09秒
●ランディ・ブラウン(ジャマイカ)

▼フェザー級 5分3R
○チャド・メンデス(アメリカ)
TKO 1R 2分52秒
●マイルズ・ジュリー(アメリカ/UFCフェザー級12位)

▼女子バンタム級 5分3R
○キャット・ジンガノ(アメリカ/女子ストロー級6位)
判定3-0 ※30-27、30-26、30-27
●マリオン・レノー(アメリカ/女子ストロー級7位)

▼バンタム級 5分3R
○アレハンドロ・ペレス(メキシコ/UFCバンタム級13位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●エディ・ワインランド(アメリカ/UFCバンタム級15位)

▼フェザー級 5分3R
○アレックス・ボルカノフスキー(オーストラリア)
判定3-0 ※30-27、29-28、29-28
●ダレン・エルキンス(アメリカ/UFCフェザー級10位)

▼フライ級 5分3R
○サイード・ヌルマゴメドフ(ロシア)
判定2-1 29-28、29-28、28-29
●ジャスティン・スコギンズ(アメリカ)

▼フェザー級 5分3R
○ラオーニ・バルセロス(ブラジル)
TKO 3R 1分29秒
●カート・ホロボー(アメリカ)

▼女子フライ級 5分3R
○リズ・カムーシュ(アメリカ)
判定3-0 ※30-27、29-28、30-27
●ジェニファー・マイア(アメリカ)

▼フライ級 5分3R
○マーク・デ・ラ・ロサ(アメリカ)
一本 2R 2分00秒 ※リアネイキドチョーク
●イライアス・ガルシア(アメリカ)

▼女子ストロー級 5分3R
○ジェシカ・アギラー(アメリカ)
判定3-0 ※30-27、29-28、29-28
●ジョディ・エスキベル(アメリカ)

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