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【ROAD FC】RYOが無敗の新鋭に敗れ王座陥落

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2018/07/28(土)UP

セコンドに支えられながら立ち上がる林(中央)。ローブローで試合続行不可能となったが、途中集計での判定勝ちを収めた

▼ライト級 5分2R
○林 完(はやし・たもつ/32=FIGHT LAB JAPAN TOP TEAM)
判定3-0
●シン・ドングク(37=韓国)

 林は実業団ラグビーの選手から総合格闘家へと転向し、2013年2月に『パンクラス』でプロデビュー。2015年以降は『DEEP』を主戦場としている。今年4月には『Krush』でキックボクシングの試合も経験(藤村大輔にTKO負け)。今大会が『ROAD FC』デビュー戦となる。戦績は7勝4敗。

 対するドングクは昨年4月にROAD FCでプロデビュー。現在までの戦績は2戦全勝で、いずれも1RでのTKO勝ちだ。韓国では現役の消防士ファイターとして注目を集めている。

 1R、いきなり右フックを連打しながら迫ってきたドングクに対し、林がタックル。ドングクはケージを背負ってディフェンスするが、ヒザ蹴りを林の下腹部に見舞ってしまい、レフェリーがブレイクに入る。

 林のダメージ回復を待って試合再開。パワフルなパンチの打ち合いが続き、再びタックルを仕掛ける林。ドングクはこれをがぶって潰しながら林をチョークに捕らえ、ラウンド終了までこの体勢をキープした。

 2R、フルスイングのパンチの打ち合いから林がタックルで鮮やかにテイクダウン。ドングクが立ち上がると、林はしぶとく組みついて再度テイクダウンを奪う。

 しかし、ここでトップキープに入ろうとした林が突如悶絶し、レフェリーがすぐにブレイク。ドングクの下からの蹴り上げが、またも林の下腹部にヒットしてしまったようで、今度はドクターチェックが入る。

 かなり苦しそうな表情の林は大量の汗をかき、座り込んだまま起き上がることができない。林の試合続行は不可能と判断され、この時点までのスコア集計で勝敗を決することに。林が苦しみの中で判定3-0の勝利を飾った。


▼セミファイナル ミドル級 5分3R
○ミシェル・ペレイラ(ブラジル)
TKO 3R 1分48秒
●ヤン・ヘジュン(韓国)

▼ミドル級 5分3R
○チェ・ウォンジュン(韓国)
判定3-0
●ジョン・オジン(韓国)

▼ミドル級 5分2R
○イ・ジョンファン(韓国)
判定3-0
●キム・デソン(韓国)

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