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【ROAD FC】王者RYOが初防衛戦の計量パス

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2018/07/27(金)UP

日本のDEEPで活躍したベテランのRYO(左)が、ROAD FCミドル級王座の初防衛戦を迎える

 7月28日(土・現地時間)韓国・原州(ウォンジュ)市の原州総合体育館で開催される総合格闘技イベント『ROAD FC 48』の前日計量が、27日(金・同)に行われた。

 今大会のメインイベントはROAD FCミドル級タイトルマッチ。元DEEP同級王者にして現ROAD FC同級王者のRYO(40=ランズエンド)が、ラ・インジェ(31=韓国)を挑戦者に迎え、初防衛戦に臨む。

 計量はRYOが84.1キロ、インジェが84.2キロで、ミドル級規定の77〜84キロをともに一発クリアー(上限より500グラムまでの超過が認められる)。あとは試合開始のゴングを待つのみとなった。

昨年10月の暫定王座決定戦では、RYO(奥)が何度もピンチを切り抜けるタフさを発揮し、執念の判定勝ちに結び付けた

 ステージ中央でのフェイスオフ後にコメントを求められると、RYOは「素晴らしい試合を見せたい」と、ベテランらしく落ち着き払った様子で意気込みを口にする。一方、インジェは「彼(RYO)の試合を見ていて気づいたことがある。彼が勝っている相手はイケメンが多いんだ。だから、明日は自分が負けることはないと思う」と、自虐まじりに自信をアピールした。

 RYOは長らく日本の『DEEP』を主戦場に活躍。2015年10月には中西良行を僅差の判定で破り、DEEPミドル級王座を獲得した(今年1月に返上)。2016年5月からは韓国で最大規模を誇る『ROAD FC』に参戦。昨年10月の第3戦目で強豪キム・フンから判定勝ちを収め、ROAD FCミドル級暫定王座に就いた。

 その後、正規王者チャ・ジョンファンとの王座統一戦を待つこととなったが、ジョンファンは負傷欠場が相次いだため王座が剥奪されることに。これによりRYOが暫定王者から正規王者に昇格し、今回の初防衛戦を迎えることになった。

 挑戦者のインジェは2015年5月にROAD FCでプロデビューし、現在までに5勝1ノーコンテストと無敗の戦績を誇るなど勢いがあるファイターだ。不本意なかたちで正規王座に就いたRYOだが、今回の初防衛戦でそのうっぷんを晴らす勝利を飾ることができるか。

Photo by ROAD FC

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