2018/09/22（土）UP
（最終更新：2018/09/22 23:08）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

右ボディブローでKO勝ちした琢磨（左）

▼第8試合　61kg契約　3分3R
〇琢磨（26＝東京町田金子ジム/WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者）
TKO　3R 2分13秒　※左ボディブロー→レフェリーストップ
●澤田曜祐（33＝PITジム/NJKFスーパーフェザー級1位）

　琢磨は4年前に脊髄を損傷して戦線離脱、2016年3月に復帰を果たし、2017年2月にNJKFフェザー級王座に就いた。その後はWBCムエタイ王座も獲得。今回はノンタイトルマッチでNJKFフェザー級1位の澤田と対戦する。

　1R、パンチからローの琢磨に澤田はパンチをまとめ打ち。琢磨はハイキック、バックハンドブローも繰り出す。

　2R、細かく連打をする琢磨に澤田も負けじと手数を出す。琢磨は右ローを狙い撃ちにしながらの右ストレート、澤田は左フックがヒット。琢磨が細かくパンチを当てていき、右ローをタイミングよく蹴る。

　3R、琢磨が右ストレートを連続ヒット。右ローもしっかり蹴る。琢磨の左ボディブローが入ると澤田は身体を丸めてしまい、琢磨がボディへのパンチとヒザ蹴りでラッシュ。身体を丸めながら必死に耐える澤田だったが、パンチを打ち返そうとしたところで左ボディブローをもらうとマットに両手を着いてダウン。レフェリーが試合をストップし、琢磨のTKO勝ちとなった。

　琢磨は「WBCを獲ってからの復帰戦だったんですが、たくさんの応援団のおかげでリングに戻れて、根性のある選手に勝つことが出来て嬉しいです。KNOCK OUTに出たいと思うんですが、僕はNJKFを世界一の舞台にして、エースとして出て会場を超満員にしたいと思っているので覚えておいてください」と、NJKFを背負える選手になりたいとアピールした。

強打を当てる松谷が勝利し連勝記録を伸ばした

▼第7試合　51kg契約　3分3R
〇松谷　桐（16＝VALLELY/NJKFフライ級王者）
判定3-0　※29-28、30-28、30-27
●高坂侑弥（22＝エイワスポーツジム/WMC日本バンタム級3位）

　16歳で無敗の若き王者・松谷が、他団体のWMC日本ランカー・高坂を迎え撃った。これが7戦目の松谷に対し、高坂はこれが20戦目となる。

　1R、サウスポーの松谷は左の蹴り、高坂は右の蹴りをそれぞれ放っていく。松谷は勢いよく飛び込んでのパンチをたびたび見せ、左ボディブローをめり込ませる。

　2Rも左ボディブローで快音を響かせる松谷。高坂は松谷が打ち合いに来たところで左フックをヒットさせるが、全体的に松谷の勢いに押され気味。松谷は左フック、左ストレートも当てていく。

　3R、ハイキックからのパンチで攻めた松谷だが、高坂の右フックをもらってフラつく。一気に襲い掛かる高坂に松谷も打ち合いで応戦。松谷の左のパンチと高坂の右のパンチが激しく交錯し、終盤に松谷が左ストレートを3発、顔面前蹴りを当てる。負けじと飛び込む高坂だが、そこをカウンターで狙われ、松谷が判定勝ちした。