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【GLORY】元王者ドゥンベが代打出場選手を一蹴、負傷欠場の現王者に挑発メッセージ

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2018/10/20(土)UP

重たい左ミドルを叩き込むミケレッティ(左)

▼ライトヘビー級 3分3R
○フェリペ・ミケレッティ(28=ブラジル/GLORY世界ライトヘビー級8位)
TKO 1R 3分00秒 ※ハウメールレインが負傷
●ジネディーヌ・ハウメールレイン(32=フランス/GLORY世界ライトヘビー級2位)

 ハウメールレインは2015年12月からGLORYライトヘビー級のトップ戦線で活躍しており、現在までの成績は6勝3敗。昨年6月のフレディ・ケマイヨ戦以降、3連勝中と好調だ。

 対するミケレッティはブラジルの『WGP Kickboxing』を長らく主戦場とし、同郷の強豪グト・イノセンテとも王座を争った実力者。今大会がGLORYデビュー戦となる。

 1R、ハウメールレインが左アッパーから右オーバーハンドを放つと、ミケレッティが返す刀で右フックを強振。ミケレッティは左右フックから左アッパーをコンパクトにまとめたかと思えば、今度はその場で足を素早くスイッチして前蹴りも突き刺す。さらに左ミドルで快音も響かせるミケレッティ。

 ハウメールレインは変則的な軌道のパンチを捻じ込もうとするが、ミケレッティのガードが堅い。残り10秒のところで、ミケレッティは勝負を仕掛け、左インローからの右ストレート、左右フックからのヒザ蹴りで、ハウメールレインにコーナーを背負わせる。ハウメールレインは続くミケレッティのパンチラッシュを前にサンドバッグと化した。

 なんとか倒れずに持ち堪えたハウメールレインだが、インターバル中に負傷を訴え、試合続行は不可能に。ミケレッティがトップランカーのハウメールレインを負傷に追い込み、初回TKO勝ちというかたちで初陣を飾った。


アベナ(左)の強烈なパンチでサスペラギー(右)が吹っ飛ぶ

▼セミファイナル ライトヘビー級 3分3R
○ドネギ・アベナ(20=スリナム/GLORY世界ライトヘビー級6位)
判定5-0 ※30-27、29-28、29-28、29-28、29-28
●ステファン・サスペラギー(34=フランス/GLORY世界ライトヘビー級5位)

 GLORY初参戦のアベナと2戦目のサスペラギーの一戦。サスペラギーは2013年5月のGLORYデビュー戦で、元IT’S SHOWTIME 95kgMAX世界王者ダニョ・イルンガにKO負けして以来、2度目の参戦だ。また、サスペラギーは昨年8月に他団体のリングで、イルンガにリベンジを果たしている。

 1Rはアベナが手数と多彩なパンチのコンビネーションでサスペラギーを翻弄。顔面に左ジャブと右フックを当ててから左右ボディ、今度は右ボディを入れてから顔面に左フックなど、アベナはさまざまな角度からサスペラギーを叩く。サスペラギーはアベナのクリンチにも捕まり、ヒザ蹴りと左アッパーも被弾する。

 しかし2Rに入ると、サスペラギーもフットワークを駆使し、アベナの連打を封じにかかる。サスペラギーは左ハイ、左ミドル、左右ローも散らし、アベナが迫ってくると顔面ヒザ蹴りで迎え撃つ。それでもパンチ一発一発が重たいアベナ。サスペラギーはガードの上から打たれるたびにバランスを崩す。

 3R、なおも前に出てプレッシャーを掛け続けるアベナは、サスペラギーの右ハイの打ち終わりにすかさず左ボディをねじ込む。サスペラギーはアベナの左ジャブと右ストレートを喰らってよろめく場面もあった。勝敗の行方は判定に持ち込まれ、ジャッジ1名が3ポイント差、残り4名が1ポイント差をつけてアベナを支持した。アベナが初陣を勝利で飾り、サスペラギーは再起戦で黒星となった。

▶︎次ページ:女子スーパーバンタム級の強豪オロフソンが2戦目で初白星

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