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【RISE】秀樹が無念のドクターストップで白鳥大珠がTKO勝ち

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2019/02/03(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

一気にパンチの連打で山口(右)を仕留めに行った北井(左)

▼第9試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R
●山口裕人(山口道場/WPMF世界スーパーライト級暫定王者)
KO 1R 2分35秒 ※3ノックダウン
〇北井智大(チームドラゴン/RISEライト級3位)

 山口は勝っても負けてもKOの激闘派として知られ、KNOCK OUTを主戦場にシュートボクシングやホーストカップなど様々な団体から引っ張りだこの人気選手で今回がRISE初参戦。迎え撃つ北井も毎回のように激闘を繰り広げ、試合内容が買われてメインイベントに2回抜擢されたRISEを代表する激闘派として知られる。

 1R、序盤は静かな立ち上がりで、前へじりじりと出て行く北井に山口がボディブローを見舞う。前へ出る北井に山口が一発打っては離れるという展開。

 しかし、北井がワンツーで山口を下がらせると右ヒザ蹴りを突き上げ、グラついた山口に右フックを打ち込んでダウンを奪う。立ち上がった山口は足を止めて打ち合うが、ダメージは明らかで右フックにグラついて右ストレートで2度目のダウン。

 北井がラッシュを仕掛けて左右フックを叩き込むと、山口はヒザを着いてダウン。激闘派対決は北井があっさりすぎるほどのKO勝ちを収めた。

 喜びを爆発させる北井はマイクを持つと「どうでしたか? 期待通りの試合をしたんじゃないかな。山口選手だったから盛り上がったし、このような試合が出来ました」と、山口を称えた。


清水(左)の容赦ないヒザ蹴りにベイノア(右)の身体はくの字に曲がる

▼第8試合 清水賢吾引退エキシビションマッチ 2分2R
―清水賢吾(極真会館/第3代RISEヘビー級王者、SB日本ヘビー級王者)
勝敗なし
―“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/第2代RISEウェルター級王者)

 昨年11月、RISE両国大会でラストマッチを行った元RISEヘビー級王者・清水が、引退セレモニーとエキシビションマッチを行った。エキシビションマッチの相手を務めたのは、同じ両国大会で渡部太基を下し無敗のままウェルター級新王者となった同門のベイノア。

 1月20日に行われた「清水賢吾引退記念&ベイノア祝勝会」が開催され、その場でベイノアは「エキシビションだから勝敗はつきませんが、1Rから倒しに行く」とKO宣言。それを受けた清水は「俺を倒せるわけない」と一笑に付した。

 エキシビションマッチでは、1Rが始まると同時に清水が豪快な胴まわし回転蹴りを放って場内を沸かせ、ベイノアも後ろ回し蹴りを放つなど派手な空手の蹴り技の応酬。2Rになるとベイノアがパンチで前へ出て、清水もパンチとヒザ蹴りで応酬。清水はまたも胴まわし回転蹴りを放って場内を沸かせた。

 エキシビションを終えた清水は「何の才能もなかった私が35歳まで現役を続けてこられたのも、先生方、家族、何より応援していただいた皆様のおかげだと思っております。倒すつもりだったんですが、さすがRISEウェルター級王者で無敗の黒人ということで倒しきれませんでした。それも自分の中で限界を感じてしまいました。たくさんの人に応援していただいて、自分の格闘技人生に一片の悔いもありません」とあいさつ。

 今後に関して「すぐに極真の後輩を育て上げて、トレーナーとしてセコンドとしてRISEのリングに帰って来たいと思います」と、選手を育ててRISEに出したいと語った。

 引退セレモニーでは極真会館関係者、家族から花束贈呈があり、10カウントゴングを聞いた。

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