【RISE】白鳥は“一瞬の勝負”、秀樹は“激闘”
2月3日(日)東京・後楽園ホールで開催される『RISE 130』の前日計量&記者会見が、2日(土)都内にて14:00より行われた。
メインイベントの第5代RISEライト級(-63kg)王座決定戦で対戦する、RISEライト級1位・秀樹(27=新宿レフティージム)、RISEライト級2位・白鳥大珠(23=TEAM TEPPEN)はともに62.95kgで計量をクリアー。
タイトルマッチ調印式を済ませ、記者会見に出席した秀樹は「自分は去年の今頃になりますが、チャンヒョン・リー(RISEライト級王者)とやらせてもらって大変な思いをして勝って、夏に悔しい思いをして(KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメント決勝戦で不可思に判定負け)11月に再起戦をやらせてもらい、今回タイトルマッチという大きなチャンスをもらってこの日まで必死に乗り越えてきました。倒してチャンピオンになりたいと思います」と、険しい道のりでようやくたどり着いた王座決定戦へ意気込む。
白鳥は「僕は去年ボクシングからキックボクシングに復帰して、5戦目でタイトルマッチの権利をもらった意味を理解しています。出来ることは全てやってきました。明日ベルトを巻くために死ぬ気で獲りに行こうと思っています」と、こちらも決意を語る。
今回の試合はタイトルマッチであると同時に、3月10日(日)東京・大田区総合体育館にて開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2019 1st Round』で開幕する優勝賞金1000万円の-61kg世界トーナメントへの出場権も懸けられることに。
しかし、白鳥は「話は前から聞いていましたが、正直、自分的にはどうでもよくて、それよりも明日のことしか考えていません。考えるのは明日終わってからです」、秀樹も「僕も同じです。終わってから考えようと思っています。今は明日の試合に集中しています」と、今は考えられないとした。
タイトルマッチの3分5Rについては(通常のワンマッチは3分3R)、「試合のたびに選択肢は考えているんですが、いざ向き合った時にこうやっていこうと決めることがあります。キックでは久々の5Rですが、お互い探り合って一瞬の隙が大きくなる試合になると思う。そこで倒すタイミングを見つけたい」(白鳥)、「対策は練って来たのであとはいつも通りにそれをやるだけです。白鳥選手も全力で来ると思うので、気合いのぶつかり合いになってバチバチの試合になると思います」(秀樹)と、白鳥は“一瞬の勝負”、秀樹は“激闘”になると予想した。
8cmの身長差について(秀樹175cm、白鳥183cm)秀樹は「かなり大きいと想定していたので、意外にこれくらいの差でよかったと思いました」と、気にはならなかったという。白鳥は大みそかの『RIZIN 平成最後のやれんのか!』に出場し、ウザ強ヨシヤ(22=テッサイジム/team REBEL)とダウン応酬の試合となったが、「試合後にダメージはなかった。自分的にはタイミング(でダウンとなったの)だと。11月から1カ月ペースの連戦だったので、正月だけゆっくりする時間が必要かと思ってそこから追い込んでやってきました」と問題はなさそう。
RISEのチャンピオンとはどういうものかとの質問に、秀樹は「お客さんをしっかり喜ばせる、魅せられる試合をする、競技の楽しさを伝えられるのがチャンピオン。各団体の中でも格闘技のイメージを変えていけるようなチャンピオンになりたいです」、白鳥は「普段のたたずまい。周りにチャンピオンにふさわしいと思われる姿を見せていきたいし、下のランキング選手、との差を見せられるのがチャンピオンだと思います」と答えた。
また、最後には司会から今日が誕生日であることを告げられた白鳥は「自分で、いい誕生日にするため明日は頑張ります」と笑った。
●編集部オススメ
・王座決定戦に臨む秀樹、年末年始も練習三昧「早くKOしたい」
・大みそかRIZINでKO勝ちした白鳥大珠、秀樹とのタイトル戦は「やりやすい」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】