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【NKB】渡部翔太が笹谷淳にメインを勝利で飾る、郷野聡寛が1Rに衝撃KO負け

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2021/04/24(土)UP

NIIZUMAX!(右)がパンチを振るう

▼第9試合 ライト級 3R
●野村怜央(TEAM KOK/NKBライト級3位)
判定0-3 ※27-29、27-28、26-29
◯NIIZUMAX!(クロスポイント吉祥寺)

 野村は、NKBライト級3位のランカー。一撃で倒せる打撃を武器とする。対するNIIZUMAX!は、REBELSを主戦場としていた40歳。今回NKBに初参戦する。

 1R、野村が右ローを強打。NIIZUMAX!は右のカカト落としを見せる。すると、NIIZUMAX!が右の後ろ回し蹴りをヒットさせて、ダウンを奪う。さらに、NIIZUMAX!が首相撲に持ち込み、離れ際に右のパンチで2度目のダウンを奪った。

 2R、序盤から組んでの展開の両者。野村が右ストレートでNIIZUMAX!を捉えるが、NIIZUMAX!も変則的なタイミングのフック、右のヒジ打ちで応戦。終盤は、NIIZUMAX!が連続で右のパンチを当てていく。

 3R、野村がパンチで前に出て、左右のヒザ蹴りを浅くヒット。距離を取るNIIZUMAX!は、変則的な左ミドルを蹴る。終盤になるにつれて、野村が距離を詰めるが、NIIZUMAX!は後ろ回し蹴りや胴回し回転蹴りを見せて、順当に判定勝ちした。


郷野(奥)がKO負けを喫した

▼第8試合 ミドル級 3R
●郷野聡寛(GRABAKA/第4代全日本キックボクシング連盟ヘビー級王者
2015年英雄伝説72kgアジア王者)
TKO 1R 2分9秒 ※右ロー
◯臼井壮輔(修実館/元新日本キックボクシング協会ウェルター級3位)

 郷野は、総合格闘家でありながらかつては全日本キックの王座を戴冠したこともある大ベテランの46歳。対する臼井は、元新日本キックボクシング協会ウェルター級王者で、パンチでの打ち合いを好む好戦的なファイターだ。

 1R、郷野がガードを下げて変則的な構え。臼井が右ロー、ミドルと蹴りを散らしていく。郷野が左フックをヒットさせるが、臼井がお返しに飛び込みの左フックをクリーンヒット。これに郷野が吹っ飛んで最初のダウンを喫する。

タンカで運ばれた郷野

 立ち上がった郷野だったが、明らかにダメージを感じさせ後退。臼井が渾身の右ローを蹴りこみ、郷野が再びダウン。レフェリーが様子を見てストップした。

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