【ボクシング】20歳の富平謙伸がKO勝利で堂々のプロデビュー！ 元K-1富平辰文の甥

2021/06/01（火）UP
（最終更新：2021/06/01 11:47）

　5月30日に行われたプロボクシング興行REAL FIGHT.6（メッセウィングみえ）で、かつてK-1ヘビー級でマイク・ベルナルドにKO勝ちするなど活躍した富平辰文（45）の甥、富平謙伸（20=中日）がフェザー級4回戦でプロデビュー。2R40秒で見事TKO勝ちを飾った。

【動画】富平謙伸のKOシーン、攻撃をかわしながらフック、そして見事なKO

　対戦相手は後藤 宙(26=市野)。互いにデビュー戦だ。
　富平は１R開始30秒で上から打ち下ろす右フックでダウンを奪う。後藤は連打で反撃に出るが、富平は下がりながらもカウンターで左フックを合わせる。

　そして2R、後藤の思い切った右ストレートをかわすと同時に右フックでグラつかせると、間髪入れず連打、後藤は前のめりにダウンしレフェリーが試合を止めた。

　勝った富平に勝利の感想と叔父（辰文）に関して聞くと「応援してくれた方々のためにも絶対勝ちたかったので、まずはホッとしてます。長い間世界と戦ってきた叔父は偉大ではありますが、背中を追いかけ追い越したいと思います」と意気込んだ。

　甥の勝利に辰文は「現役で戦える時間は決して長くはない、充実した選手生活を送って欲しい」と20歳の謙伸にエールを送った。

♢富平謙伸…2000年8月15日 愛知県出身、中日ジム所属。身長172cm、フェザー級（-57.15kg)、右ボクサーファイター、戦績：1戦1勝(1KO)0敗（21年6月1日現在）
　備考：子供の頃からキックボクシングで経験を積み今年3月にプロテスト合格。叔父は極真空手やK-1で活躍した富平辰文　

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