2021/07/09（金）UP
（最終更新：2021/07/09 20:16）

右の飛びヒザをヒットさせる塚本

▼第2試合 DEEP☆KICK-51kg契約 3分3R
◯塚本望夢（teamBonds）
判定3-0　※30-28、30-28、30-28
●斗哉（昇龍會）

　ジュニアではトップを極めた者同士の一騎討ち。お互いデビュー戦ながら、塚本はネオンのように光るド派手なガウンを着て登場して、観客の度肝を抜いた。試合開始直前、リングが壊れるアクシデントが発生したが、関係者の懸命な復旧作業で試合はすぐ再開した。

　1Rから塚本と斗哉は激しい打ち合いを見せ、場内は大盛り上がり。何度もリングアナが「声を出しての応援は禁止させていただきます」と制するほどだった。一進一退の攻防の中、2R終了間際、塚本は右の飛びヒザをヒットさせる。3Rも塚本は試合を優位に進め、三者とも30－28のスコアでプロデビュー戦を飾った。今大会の前半戦では文句なしのベストバウトだった。

飛びヒザ蹴りで先制のダウンを奪う相良

▼第1試合 DEEP☆KICK-55kg契約 3分3R
●玉垣集（NJKF理心塾）
判定0-3　※27-30、27-30、27-30
◯相良一志（究道会館）

　空手衣を着て入場した相良。
　1Rはローを中心に気持ちで押す展開に。2R、返しの少ない玉垣に対して、引っかけの飛びヒザ蹴りで先制のダウンを奪う。その後も相良は玉垣をロープに詰め、右ローでグラつかせる。2R終了時点でのオープンスコアは三者とも20－18で相良。その勢いで3Rも相良はローを効かせ、三者とも30－27のユナニマスデシジョンで完勝した。

＜オープニングイベント＞
NEXT☆LEVEL提供試合

▼オープニングファイト第2試合 -55kg契約 1分3R
●井上廉平（BKジム）
判定0-2　※29-30、29-29、28-30
◯柴田聖輝（魁塾）

柴田（右）が判定2-0で振り切った

　柴田のセコンドには同門で大先輩の百花（魁塾）がつく。
　柴田はワンツーからの右ミドル、さらに井上の懐に入ってカウンターのヒザ蹴りを見舞う。その後井上から2度ローブローを受けるが、試合の流れは変わらない。3R、セコンドからの「気持ちを見せろ」という指示通り、果敢に猛攻を見せる井上だったが、柴田が2-0で振り切った。

▼オープニングファイト第1試合 -47.5kg契約 1分3R
◯上窪星（昇龍會）
判定3-0　※30-29、30-28、30-29
●荘喜蓮（真門teamsol）