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【ビッグバン】昇也が王座陥落、増井侑輝が新王者! 小川健晴がFUMIYAから逆転KO勝利でウェルター級王座獲得

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2022/01/30(日)UP

小川(左)がFUMIYAから逆転KOを奪った

▼第10試合メインイベント第1試合 ウェルター級王座決定戦ビッグバンルール3分3R延長1R
●FUMIYA(ポゴナ・クラブジム/K-1ウェルター級)
TKO 3R 2分01秒 ※レフェリーストップ
〇小川健晴(T.G.Y/Bigbangウェルター級)
※小川がビッグバン・ウェルター級王者に

 メインイベント1(第10試合)では、K-1でも活躍するFUMIYA(ポゴナ・クラブジム)と、小川健晴(T.G.Y)でウェルター級王座決定戦(3分3R延長1R)が行われる。

最初にダウンを奪ったのはFUMIYA。ヒザ蹴りはクリーンヒットした

 FUMIYAは驚異の身体能力を武器に多くのKOの山を築いてきた“KOアーティスト”。今年6月のKrushで絢太から秒殺KO勝利、続く8月のビッグバンでは山際和希に初回KO勝利を飾っている。
 翌9月に、急遽の代打としてK-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメントに参戦したが、1回戦で優勝者・野杁正明にKO負け。戦績は8勝(8KO)9敗で、勝利は全てKO勝利と高いKO率を誇る。
 今回はプロ初のタイトルマッチ。前王者である山際和希とは2戦していて、どちらもFUMIYAがKO勝利している。

 相手の小川健晴は一階級上のスーパーウェルター級で戦ってきたファイター。19年にはMIKE JOEと王座決定戦を争うも、判定負けしている。ウェルター級に階級を変えると勝ち星を上げ続け、今回の決定戦に選ばれた。戦績は7勝(5KO)3敗。

逆襲に転じた小川は、右フックでダウンを奪った直後、左ハイキックでTKO勝ちを奪った

 1R、FUMIYAはローキックをダブル、ハイキックをダブルで連続攻撃。小川はインロー。FUMIYAは右ボディ、バックブローで攻撃。圧力をかけるFUMIYAは、怒涛の攻撃でKOを狙い続ける。

 2R、小川はインロー、ミドルキックで攻撃。FUMIYAは近くで打ち合う。すると小川のヒザ蹴りが入り、FUMIYAが後退していく。勢いに乗って攻める小川だが、FUMIYAのヒザ蹴りをもらいダウンを喫する。立ち上がった小川は、FUMIYAの猛攻に耐える。

逆転KO勝ちの小川

 3R、ダウンを喫して後がない小川は猛攻を仕掛ける。右、左とパンチを打ち続け、FUMIYAはこれに耐えながら前蹴りで反撃するが、押されてしまう。次第に崩れていくと、右フックをもらいダウン。
 立ち上がったFUMIYAだが、左ハイキックをもらって再びダウン。すぐにレフェリーが試合を止めて、小川が逆転TKO勝ち。ウェルター級のベルトを手に入れた。

 マイクを握った小川は「昔、お前じゃチャンピオンになれないと言われ、それを見返すためにがんばりました」とコメントし、嬉しさを表現した。

▶︎次ページは、琢磨vs三輪裕樹、パク・ヨハンJPvs青谷秋未

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