【シュートボクシング】笠原弘希が西岡蓮太を倒してSB史上初の三階級制覇!川上叶が魁斗を破り新王者に=4.10後楽園
▼第4試合 53.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●内藤啓人(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本バンタム級4位)
延長判定3-0 ※9–10(三者とも)
〇HIROYUKI(RIKIX/元新日本バンタム級王者、元新日本フライ級王者)
元新日本キック二階級王者のHIROYUKIがシュートボクシングに初参戦。内藤啓人と対戦する。HIROYUKIは名門・藤本ジムが輩出した元新日本キックバンタム級&フライ級王者。爆発的な攻撃力でこれまでにダウンを量産している。
対する内藤は長男の凌太、次男の大樹とともに関西で名を売る「内藤三兄弟」の三男。16年3月にシュートボクシングのリングでプロデビュー。「三兄弟の中でも一番センスがある」と関係者から評されている23歳のテクニシャンで、前戦は昨年10月の『HEAT』で元WPMF世界スーパーフライ級王者・片島聡志に判定勝利している。
1R、内藤はローキックを走らせる。HIROYUKIがローキックを蹴り返すと、すかさずパンチからローへつなげる。HIROYUKIがジャブを放つと、反応した内藤はローキック、さらに右のパンチへつなげる。HIROYUKIはカーフ、三日月蹴りと続けた。
2R、内藤はローキックでダメージを与えていく。HIROYUKIもカーフとローキックの蹴り分ける。HIROYUKIの右の強打が入り、さらに左アッパー、右と一気に連打をかける。内藤は首投げでシュートポイント。HIROYUKIが反撃したところでラウンド終了。
3R、内藤はローキックで、じわじわとHIROYUKIの動きを封じていく。HIROYUKIは、右フックをヒットするも、次が続かない。HIROYUKIのヒザ蹴りが入るが、内藤は前へ出てローキック。終了間際は一本背負いで内藤がシュートポイント。ここも互角の展開が続く。判定は1(HIROYUKI)-0で延長へ。
延長ラウンド、内藤は渾身のローキックを連打してHIROYUKIの動きを封じにかかる。HIROYUKIは動きが鈍くなりつつも、ローキックからパンチを返す。それでも内藤は、ローキック連打。残り時間が少なくなると、HIROYUKIの右フック、右ボディが入り、内藤が劣勢に。勝負は判定となるが、これが響き、HIROYUKIが判定勝ちを収めた。
▼第3試合 SB日本ヘビー級 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
〇坂本優起(シーザージム/SB日本ヘビー級2位、前SB日本スーパーウェルター級王者)
判定3-0 ※30-28、30-28、29-28
●笹田勝俊(笹田ジム/RKSヘビー級王者)
坂本と笹田がヘビー級エキスパートクラスで対戦する。笹田は空手をベースにタフネスを武器に戦うファイターで、20年11月にRKSタイトルを獲得し、今年2月にRIZIN出場。坂本は、スーパーウェルター級からヘビー級転向後、SBで6戦6勝と好調を維持。連勝記録を伸ばすことはできるか注目されている。
1R、互いに前へ出て打ち合うと会場が盛り上がる。坂本は右フックから左ボディ。笹田も右フックから左ボディを打ち返し、両者ともまったく引かない。互角の展開となった。
2R、開始から笹田が前へ出てパンチのラッシュをかける。ガードを固める坂本は、被弾しつつもパンチを返していく。笹田の左ボディが入るが、坂本は右を返す。バックに回ったところで投げを打とうとした坂本。その瞬間、笹田はロープを掴んで腰を落とす。これで減点1を宣告された。
3R、坂本はローキックを連打して崩しにかかる。笹田は前へ出てパンチを打つ。坂本は右の強打を放つが、これに耐える笹田。攻守が入れ替わる熱戦となり、判定は3-0で坂本。坂本がド迫力のヘビー級対決を制した。
▼第2試合 SB日本スーパーライト級(65.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇村田義光(シーザージム/SB日本ウェルター級4位)
KO 3R1分45秒
●越智信平(フリー)
前回2月大会で逆転KO勝ちを収めた村田が越智と対戦。越智はアマチュアで50戦近い戦績がある変形型サウスポーで、“キックの天才”と評されたこともある。2人は、どんな試合を見せてくれるのだろうか。
1R、越智は重心を落として構える独特のスタイル。村田はハイキックでKOを狙い、ローキックで削っていく。越智はガードを固めつつ、飛び込んでのフックで攻撃。これをガードした村田は、ローキックを返した。
2R、村田は接近戦でヒザ蹴り。これをもらってしまう越智。村田はヒザ蹴りを活路にして、何度も攻撃。越智は耐えていたが、ダウン。立ち上がった越智に村田が右フックで二度目のダウンを奪う。だが越智は、村田から首投げでシュートポイント。会場が沸く。あと一歩の村田はヒザ蹴りで攻めるも、ラウンド終了。
3R、開始から村田はヒザ蹴り連打。越智は、これでダウン。立ち上がった越智は、村田を投げ飛ばすもシュートポイントにはならず。最後は村田がヒザ蹴りを決めてKO勝ちを奪った。
▼第1試合 53.0kg契約 スターティングクラスルール 3分3R延長1R
〇遠藤凌夢(龍生塾ファントム道場)
判定2-0 ※28-27、28-28、30-28
●星拓海(IDEAL GYM)
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【シュートボクシング】ライト級王者・西岡蓮太が計量パスでマッスルポーズ、最強の挑戦者・笠原弘希もバキバキ腹筋で好調アピール=4.10後楽園
・【シュートボクシング】MISAKI、26歳バースデーを”美腹筋”マッスルポーズで報告
・【シュートボクシング】MISAKIがサンタ帽と”ビキニ”で計量パス! 田渕涼香も負けずにマッスルポーズ=12.26
・【シュートボクシング】RENA、ラウンドガール10年の”メイちゃん”引退に感謝、大晦日へ意気込みも
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!