2022/05/29（日）UP
（最終更新：2022/05/30 00:01）

注目の五明（左）は後ろ蹴りで佐藤勇駿（右）に襲い掛かる

▼第5試合　DEEP フェザー級 5 分 2R
●佐藤勇駿（K-clann）
判定0–3　※三者共に18–20
〇五明宏人（トライフォース赤坂）

佐藤も打撃で勝負に出て互角に渡り合った

　五明は、今年3月に開催された「DEEPフューチャーキングトーナメント」のライト級で優勝。19年の全空連全日本空手道選手権大会覇者で、昨年の全日本アマ修斗ライト級で3位に入賞した新鋭だ。佐藤を相手に結果を残せることができるのだろうか。

　1R、五明は、いきなり後ろ蹴り。さらに三日月蹴りと連続で蹴り技を見せる。佐藤も同じ技を返して会場を沸かせる。五明は、後ろ蹴りをヒット。三日月蹴を追撃し、ペースを掴むとニータップからテイクダウンに成功。ガードポジションの佐藤。上からパウンドを落とす五明に対して、佐藤は蹴り上げで対応する。スタンドとなり、五明はハイキックを狙った。

打撃だけではなく、ニータップでテイクダウンを奪うなど器用な面を見せた五明の判定勝ち

　2R、ローキックを連発した五明はニータップからテイクダウンに成功。立ち上がった佐藤と差し合いの展開となり、一度は五明が上に振り回して上を取るが、佐藤が投げ返して上を取り返す。立ち上がった五明はバックを奪うとチョークを狙う。これを凌いだ佐藤は、最後にテイクダウンを奪い、パウンドを落とすが試合終了。五明が判定勝ちを収めた。

＜その他の試合結果＞

▼第6試合　DEEP 60 ㎏以下 5 分 2R
〇力也（KING OF LIBLTY）
TKO　1R 1分13秒　※レフェリーストップ
●KENTA（K-Clann）

▼第4試合　DEEP フェザー級 5 分２R
〇鷹辰（和術慧舟會 HERAT）
判定3–0　※三者ともに20-18
●デオ・レバナ（K-Clann）

▼第3試合　DEEP バンタム級 5 分 2R
〇山口コウタ（パラエストラ八王子）
判定3–0　※19-18、20-18、20–17
●コマネチ竜太（Y＆K MMA ACADEMY）