【ナイスミドル】末っ子5歳6児の母51歳、勝利ならずも大健闘
6児の母・中村（左）が、タイヤファイト初代女王のMOMIに判定負け
ナイスミドル実行委員会
『NICE MIDDLE 60』
2022年9月11日（日）東京・新宿FACE
9月11日（日）東京・新宿FACEにて中高年世代を対象にしたキックボクシングイベント『NICE MIDDLE（ナイスミドル）60』が行われた。2008年に旗揚げし、今回で節目の60回目の開催を迎えた。この日も、鉄筋工、ハウスクリーニング業、飲食業、歯科医師、運送業、デザイナー、食品卸業、セールスドライバー、クレーンオペレーター、看護師、建設業、システムエンジニア、とび職、警察官など、さまざまな職業と人生を歩む中年ファイター38名が熱い戦いを見せた。
中村がダウン
▼第11試合 フライ級 2分2R
〝タイヤファイト初代女王〟
○MOMI（39才/FREEDOM@OZ/看護師）
判定3-0 ※三者とも20-18
〝現役看護師 末っ子5歳6児の母〟
●中村ビッグマム美佐（51才/SUN GYM/看護師）
左ミドルを蹴るMOMI（右）
この日唯一の女子の試合として、年齢ひと回り差の現役看護師同士の一戦が実現。赤コーナーのMOMIは、キック歴3年、今年3月にタイヤファイト初代女王に輝いた39歳、青コーナー51歳の中村は末っ子5歳、6児の母。
1R開始早々、両選手とも前に出て積極的にパンチ・蹴りを繰り出す。MOMIのパンチ連打がヒットする。首相撲の体勢からヒザ蹴りを繰り出すMOMI。中村の右ストレートもヒット。終了間際MOMIの右ストレートで中村がダウン。
会場に応援に来ていた家族と中村（左上）
2R、首相撲での膝蹴り、左ミドルをお見舞いするMOMI。中村も細かいパンチを返す。 MOMIが中村をコーナーに追い詰める場面もあったが、中村も左右フックを返す。パンチのラッシュで中村をコーナーまで追い込むMOMIだがここでゴング。
判定は3-0でMOMIに軍配が上がった。試合後のインタビューでMOMIは「女子にもベルトを作って欲しい」と猛烈にアピールした。
▶次ページは【フォト】パンチを繰り出す6児の母／家族8人の記念写真
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