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【Krush】池田幸司が松谷桐にKO勝利でV2達成!K-1王者・黒田斗真に挑戦状「今年ベルトを奪う」

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2023/02/25(土)UP

白幡(左)が吉岡(右)を判定で下した

▼第7試合 Krushバンタム級/3分3R・延長1R
●吉岡ビギン(team ALL-WIN)
判定0-2 ※30-30、29-30×2
〇白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)

吉岡は白幡の金的攻撃に苦しんだ

 吉岡は20年のバンタム級王座決定トーナメントを制し戴冠するも、21年3月の初防衛戦では計量オーバーにより王座剥奪となった。8月にはスーパー・バンタム級に転向したものの、またも計量オーバーし判定負け。前戦の昨年5月はKO負けしており、崖っぷちと言ってよい状況だ。そこで一念発起し、かつて王者となったバンタム級への再転向を決意したと言う。

 対する白幡は今回がKrush初参戦で、元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者・元MUAY-THAI OPENスーパーフライ級王者の肩書を持つ20歳の若き実力者。K-1ジム総本部チームペガサスに移籍し、満を持してK-1 JAPAN GROUPに乗り込んでくることになった。

3Rは白幡と吉岡が激しい攻防を見せた

 1R、吉岡はサウスポー構えの白幡に左ローキックを放つも、金的攻撃に。中断後、再開。吉岡はプレッシャーをかけながらカーフキック。白幡は左ミドルキックを蹴りつつ、左ローキックがまたしても金的攻撃に。中断後、再開。白幡は高い蹴りと右ロ―キックで攻撃していくが、今度は右ロ―キックが金的攻撃に。3回目の中断。再開すると吉岡は蹴りを入れていくが、白幡は高い蹴りか右のロ―キックを遠めから蹴っている印象。

 2R、吉岡は回復したようで右のパンチからローキック、左のパンチへつなげるコンビネーションが出てきた。白幡は左の高い蹴りで組み立てるが、やりにくそうな印象。吉岡もローキックが金的攻撃に。中断後、再開。これで五分か。吉岡はバックブローを入れながら攻撃の回転を上げていった。

 3R、吉岡は左ミドルキックを連発。白幡は接近戦でパンチを連打。吉岡も打ち合い、ここからペースが上がっていく。吉岡が蹴りからパンチにつなげると、白幡はミドルキックを連発。ほぼ互角の展開となるが、2-0で白幡が判定勝利を収めた。


伊藤(左)が堀井(右)からダウンを奪い判定勝ち

▼第1試合 Krushライト級/3分3R・延長1R
〇伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)
判定3-0 ※30-27、30-28、29-28
●堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)

この伊藤の右で堀井がダウン

 伊藤は長い手足から繰り出されるワンツーやヒザ蹴りを武器に、Krushを中心にキャリアを積んできた。20年12月から3連敗を喫したが、22年6月の再起戦では南雲大輝をKOして再起、9月に弘輝と対戦して判定負けとなった。

 対する堀井は、“Mr.やりたい放題”のキャッチフレーズ通り、会見でコミカルや衣装や言動で盛り上げる注目のキャラクター。前回は昨年10月にSATORU成合と対戦し、SATORUが出血でドクターストップとなりTKO勝利をものにしている。

反撃する堀井

 1R、伊藤はカーフキック。堀井もカーフキックで下から崩しにいく。さらに堀井は右フックから左アッパーへ連携。伊藤はガードしながらカウンターの左を返していく。

 2R、伊藤はカーフキック。堀井もパンチを打ちながらカーフキックを当てていく。伊藤の右が入り、堀井が腰を落としそうになる場面も。それでも堀井は前へ出てパンチからヒザ蹴りへつなぐ。

伊藤の判定勝ち

 3R、伊藤は右をタイミング良く決める。バランスを崩しそうになる堀井。それでも堀井は前へ出て右から左のパンチを打っていく。伊藤はカウンターの右をヒット。倒れる堀井。ついにダウンが生まれた。立ち上がった堀井に、伊藤がラッシュをかけたところで試合終了。伊藤が3-0の判定勝ちをものにした。


<その他の試合結果>
▼第6試合 Krushライト級/3分3R・延長1R
●昇也(士魂村上塾)
判定0-3 ※三者共に27-30
〇児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

▼第5試合 Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定0-3 ※27-30×2、28-30
〇龍斗(team NOVA)

▼第4試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●水津空良(優弥道場)
判定0-3 ※27-30×2、26-30
〇健介(Jay’s Box)

▼第3試合 Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
〇内田晶(チーム・タイガーホーク)
判定3-0 ※三者共に28-26
●倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

▼第2試合 Krushスーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
●夜叉猿(力道場静岡)
判定0-2 ※28-28、27-28×2
〇小田尋久(TEAM3K)

▼プレリミナリーファイト第2試合/Krushバンタム級/3分3R
〇中澤誠弥(PITBULL)
判定3-0 ※三者ともに30-24
●小島卓也(優弥道場)

▼プレリミナリーファイト第1試合/Krushフライ級/3分3R
〇長野翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
判定3-0 ※30-25×2、30-26
●安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)

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