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【ホーストカップ】“闘うクリスチャン″松島勲也が匡志YAMATOとの接戦制す

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2023/07/28(金)UP

ミヤギンの強烈なローキック!

アーネストホーストジムJAPAN
『グループエスカラデーPRESENTS HOOST CUP KINGS NAGOYA13』(3P目)
2023年7月23日(日)名古屋国際会議場イベントホール

▼第10試合 トリプルメインイベント ヘビー級3分3R(延長1R)
●ジャイロ楠(TeamJailo/HOOST CUP日本ヘビー級王者) 
KO 2R2分48秒 ※右ローキック 
◯ミヤギン(NJKF TeamBONDS)
※2R ジャイロにローキックでダウン2あり

 昨年12月の名古屋大会でマウンテンRYOGOから1Rにパンチの連打で立て続ける3度ダウンを奪いヘビー級王者となったジャイロ。その勢いで今年5月には東京で開催されたKICKBOXING WORLDCUPでアーネスト・ホースト推薦のブライアン・ドゥエス(オランダ)の右ローキックの前にKO負けを喫し、戴冠後の初戦で白星を飾ることができなかった。

 対するミヤギンはまだ知名度こそないものの強敵だ。昨年7月のHOOST CUP名古屋大会ではマツダ・ホネルを1R KOに葬った。直近の試合となる今年5月のMAX吉田戦も1R KOで勝ち名乗りを受けている。

勝利したミヤギン

 ジャイロは、左膝にサポーターを巻いた状態でリングイン、ミヤギンには並々ならぬ決意の表情がみられる。開始早々、強打を振りかざすジャイロ、冷静にフットワークとボディーワークでかわすミヤギン。当たれば首がもげそうなジャイロの強打の空振りに会場がどよめく。

 2Rに入り、集中力をとぎらせず見切ったミヤギンが強打を返す場面も見られ、タイミングが合い始めたローキックもヒット。たまらずダウンするジャイロ。立ち上がるが3回目のダウンでレフェリーがストップし、ミヤギンのKO勝利となり、また、ジャイロが保持するHOOST CUP日本ヘビー級タイトルをかけたダイレクトリマッチが決定した。


山田(右)がパンチを仕掛ける

▼第9試合 セミファイナル 54Kg契約EXルール3分3R(延長1R)
◯山田航暉(キング・ムエ/元WMC日本Sフライ級王者)  
判定2-0 ※10-9×2、10-10
●シンラタム・ファイタームエタイ(タイ/ペッティンディープロモーション)  

シンタラムが蹴りを放つ

 序盤から積極的に攻撃をしかける山田だが、シンラタムも、リーチを生かした前蹴りで突き放し、ミドル、右肘を強振し、序盤からダメージを奪いにくる。なんとか中に入って攻撃を当てたい山田だが、伸びのあるシンラタムの危険な右ストレートがおびやかす。

 2Rに入り、ローキックとボディー攻撃に切り替えた山田の攻撃に、ニーローの攻撃がやや鈍り始め、3R本戦判定はドロー、延長ラウンドへ。相変わらずリーチを生かした攻撃でおびやかすシンラタムだが、徐々に山田がパンチ、ローをクリーンヒットさせ始め、後半押し切った山田の勝利となった。

 山田は試合後のマイクで、現HOOST CUP日本スーパーフライ級王者・松田龍聖のタイトル挑戦をアピールした。

▶次ページはRISING大輝vsジョン・オルティス、康輝vs松下列、西田光汰vs芝 宏二郎ほか

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