【NJKF】新鋭・庄司理玖斗、TENKAICHI王者の川端駿太から3度のダウンを奪う圧巻勝利

2023/12/01（金）UP
（最終更新：2023/12/01 22:57）

NJKF拳之会/ファイトプランニング
『NJKF拳之会主催興行21st～NJKF 2023 west 5th ～』（2P目）
2023年11月19日（日）岡山・マービーふれあいセンター

▼第4試合 セミファイナル　NJKF ヘビー級（100kg契約）3分3R　※ヒジあり
〇佐野克海（NJKF拳之会）
TKO　2R 2分33秒
●ミヤギン（NJKF team Bonds）
※左ストレート

　第3章のセミ、ヘビー級戦ではメインイベンター庄司理玖斗のマイクにあった「佐野兄弟」の弟・佐野克海が登場。兵庫のミヤギンと対戦した。かつてデビュー戦で勝海の兄・佐野勇海に敗れているミヤギンは「兄弟両方に負けるわけにはいかない」と意気込んで臨んだが、連勝中の佐野は1Rから攻め込み、パンチでダウンを奪い、さらにヒジも放っていく。2Rに入っても攻勢は変わらず、最後はパンチ連打でレフェリーがストップ。

　マイクで「打ち合いが得意なので、打ち合ってみて正解だった。これからもっともっと練習して強くなって、世界に向けて頑張る」と、こちらは世界進出を宣言した。

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▼第5試合 メインイベント（第2章）
NJKFミネルヴァ スーパーフライ級タイトルマッチ　3分3R
〇ARINA （闘神塾/NJKFミネルヴァ スーパーフライ級王者）
判定3-0　※30-28、30-28、30-29
●上野hippo宣子（ナックルズGYM/NJKFミネルヴァ スーパーフライ級5位）
※ARINAが王座初防衛

　第2章のミネルヴァ3大タイトルマッチでは、メインのスーパーフライ級で王者・ARINAが上野hippo宣子を相手に初防衛戦に臨んだ。地元・岡山でのタイトル挑戦に燃える上野はパンチで前に出るも、身長とリーチに優るARINAは前蹴りやパンチ、首相撲からのヒザ蹴りで終始攻め続け、判定勝利。

　マイクでは「カッコいい姿を見せようと思ったけど、納得いくような試合ではなかった」と反省の弁を述べたが、客席からは「そんなことないよ！」という声が上がっていた。

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▼第4試合 WセミファイナルⅡ
NJKFミネルヴァ ライトフライ級王座決定戦　3分3R+ex1
●喜多村美紀 （テツジム/NJKFミネルヴァ ライトフライ級1位）
判定0-3　※三者とも29-30
〇Yuka☆（SHINE沖縄/NJKFミネルヴァ ライトフライ級2位）
※Yuka☆が王座獲得

　ライトフライ級王座決定戦は、広島出身の喜多村美紀と沖縄から参戦のYuka☆の間で争われた。両者は今年4月にNKB後楽園大会で対戦しており、その際は喜多村が判定勝利している。

　岡山でキックを始めた喜多村はデビュー8年目での初戴冠のチャンスに燃えてパンチを繰り出していったが、リベンジを期すYuka☆の首相撲の前になかなか突破口を見出せず。Yuka☆がヒザ蹴りにとらえる場面が多く、3Rには喜多村がパンチラッシュを仕掛ける場面もあったものの、判定は3ｰ0でYuka☆に。

　Yuka☆はマイクで「まだまだこれからなんですけど、このベルトを巻いたからにはしっかり頑張っていきたい」とさらなる決意を語っていた。またこの日は白築杏奈、sasoriとミネルヴァ・ライトフライ級の歴代王者がプレゼンターとして集結。新王者を囲んで記念撮影に収まった。

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▼第3試合WセミファイナルⅠ
NJKFミネルヴァ アトム級王座決定戦　3分3R+ex1
●ほのか（KANALOA-GYM/NJKFミネルヴァ アトム級1位）
判定0-3　※三者とも28-30
〇Nao（AXGYM/NJKFミネルヴァ アトム級5位）
※Naoが王座獲得

　アトム級王座決定戦は、ほのかとNaoが対戦。16戦目となるほのかに対し、Naoは今年3月にデビューしここまで3戦3勝2KOの快進撃で、この王座決定戦に抜擢された。

　試合はワンツーや前蹴りで出るほのかに対し、Naoが組みにいく展開。組みとヒザでほのかを削っていったNaoは、後半にはパンチも当てていき、判定勝利をものにした。

　負けなし4戦目での戴冠に成功したNaoは「ベルトを獲ることを目標に打ち込んできたので、今後のことはこれから考えたい」とコメントした。絶対的エース・国崇が不在の中、同門の新鋭や女子選手たちの健闘によって変わらぬ盛り上がりを見せた拳之会興行。次回大会は2024年4月21日に開催の予定だ。

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