【NJKF】新鋭・庄司理玖斗、TENKAICHI王者の川端駿太から3度のダウンを奪う圧巻勝利
NJKF拳之会/ファイトプランニング
『NJKF拳之会主催興行21st~NJKF 2023 west 5th ~』
2023年11月19日(日)岡山・マービーふれあいセンター
本大会は3部構成で「第1章」はアマチュアのNEXT☆LEVELジュニア日本統一王座決定戦8試合。「第2章」は女子の試合のみでNJKF ミネルヴァ3大タイトルマッチ。そして第3章が男子の試合のみでNJKFプロ公式戦という内容となった。今回も2018年西日本豪雨の真備町復興支援を掲げ、収益金から寄付が行われた。
▼第5試合 メインイベント 交流戦 55kg契約 3分5R ※ヒジあり
●川端駿太(SHINE沖縄/TENKAICHIバンタム級王者)
TKO 1R 2分51秒
〇庄司理玖斗(NJKF拳之会/NJKFスーパーバンタム級6位)
※3ノックダウン
第3章メインを務めたのは、拳之会の新鋭・庄司理玖斗。今年4月に開催された前回の岡山大会ではキャリアに優る相手にTKO勝利し、マイクでは“師匠”と呼んで尊敬する国崇をいつか超えると宣言。しかしその後は5月の大阪、8月の春日部で連敗を喫し、今回は再起戦となるとともに、将来的に国崇のようなジムのエースになれるかが試される一戦となった。
その相手として沖縄から乗り込んできたのはTENKAICHIバンタム級王者の川端駿太。近年、拳之会興行には沖縄からの参戦が増えており、今回も8月に王座に就いたばかりの川端と女子タイトルマッチ出場のYuka☆が登場している。
試合は1R開始早々から庄司が仕掛けた。持ち前のスピードで前に出ると、ロープ際に詰めて右のパンチで先制のダウンを奪う。立て直して反撃に出ようとする川端を制して右ボディで2つ目のダウンを取ると、最後はパンチ連打でレフェリーがストップ。速攻で試合を決めると、観衆が大きく沸く中、高校までやっていたというブレイクダンスを披露。鮮やかな復活劇を見せるとともに、国崇不在の興行をキッチリと締めてみせた。
リング上でマイクを取った庄司は、メインで不安があったこと、連敗で自信を失いかけた時期もあったことを吐露した後、「国崇師匠の時代は終わりません。ここから先は国崇師匠、佐野兄弟、庄司兄弟、そして拳之会の時代です。皆さん、これからも僕たちにご期待ください!」と宣言。今後のさらなる活躍にも期待を持たせた。
試合後の庄司は「長いラウンドをかけるつもりはなかったけど、地道にローから潰していこうという作戦でした。でも『効いたな』と思って、いくしかないと。あと、相手のカーフキックが思ったより強くて、あんまりもらってたらアレかなと思ったのと、早く終わった方がみんなも楽しいかなと思って、早めにケリをつけました。2連敗していて、3連敗はできなかったし、普段は国崇師匠がメインをやっているので、その重みがあるぞと思って。第2章のミネルヴァ・タイトルマッチがメインという意味合いだったのかもしれないですけど、最後に試合するんだからそれなりに締めくくらないといけないと思って、ちょっとプレッシャーがありました。来年の次戦が決まっているし、もう負けられないので、またすぐ練習します」とコメント。
また、「今日は控室に国崇師匠がいなくて、『やべえ! まだ一緒に試合したいぞ』と思って(笑)。あの人の試合ほど魅了されるものはないので。僕はまだまだ格が違いすぎるので、また少しでも近づけるようにここからレベルアップしていきたいと思います」とも語った。
▶︎次ページは佐野克海vsミヤギン、NJKF ミネルヴァ3大タイトルマッチの試合結果
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