2023/12/03（日）UP
（最終更新：2023/12/13 14:08）

一航が勝利

▼第14試合 Sバンタム級タイトルマッチ 3分3R ビッグバンルール
〇一航（新興ムエタイジム）
判定3-0　※30-27、30-28、29-27
●小巻海斗（真樹ジムAICHI）
※一航は王座防衛に成功

小巻（左）はKOを狙った

　一航はNJKFのトップファイターで、WBCムエタイ日本統一バンタム級王座をはじめ、過去3本のベルト戴冠歴がある。昨年9月に鬼山桃太朗に勝利しBigbang Sバンタム級王座を獲得、晴れて4冠王に輝いた。今年3月に晃貴にKO負けを喫している。

　小巻は今年6月のS バンタム級挑戦者決定戦で蘭丸から判定勝利を奪い、今回の王座挑戦を勝ち取った。一航の王座を狙う。

　1R、小巻は動きながらロ―キックを左右で蹴っていく。一航はミドルキックで止めにかかるが、小巻は止まらない。さらに小巻は左ボディから顔面へ。一航も右を打ち意地を見せる。小巻は真っ直ぐパンチを打ちにいくが、一航はカウンターの右をヒットさせた。

一航がダウンを奪って勝利した

　2R、一航は前後に動きながらパンチを打ちに入る小巻にカウンターの右、さらにヒザ蹴りで応戦。これが効果を発揮し、一航はカウンターのパンチを入れていく。小巻も意地を見せて接近しての左右のフックで攻撃するも、一航は鼻血を流しながらも耐えた。だが一航の左が入り、小巻はダウン。立ち上がった小巻に、一航は猛攻を仕掛けるもパンチをもらう場面もあった。

　3R、一航は前へ出て、小巻と正面から打ち合うシーンが増えていった。一航のパンチが入るも、小巻は下がらない。最後まで両社は打ち合い、終了のゴング。判定は3-0で一航となり、王座防衛に成功した。

　激闘を制した一航は、「これで、少しは楽しんでもらえたのではないでしょうか。KOはできなかったですが、少しずつ倒せるようになってきたと思いますので、これからもよろしくお願いします」と挨拶した。

＜その他の試合結果＞
▼第16試合 3分3R 71kg契約ビッグバンルール
●藤村大輔（K-1GYMSAGAMI-ONOKREST）
判定0-3　※三者共に19-20
〇高木覚清（RIKIX）
※藤村は偶然のバッティングで出血しドクターストップとなり、2Rまでの裁定となった。

▼第15試合 3分3R ウェルター級ビッグバンルール
●大輝（ハリケーンジム）
判定1-2　※28-29×2、28-27
〇畠山隼人（E.S.G）
※大輝が契約体重1.4kgオーバーで減点2、畠山が8オンス、大輝が10オンスのグローブ着用。

▼第13試合 3分3R 66kg契約ビッグバンルール
△山際和希（谷山ジム）
判定0-1　※29-29×2、29-30
△ヴィトー・トファネリ（ブラジリアンタイ/闘英館）

▼第12試合 3分3R 64kg契約ビッグバンルール
〇琢磨（OFA）
判定3-0　※30-26×2、30-27
●東本央貴（K-1GYMSAGAMI-ONOKREST）

▼第11試合 3分3R Sライト級ビッグバンルール
●平澤優聖（士道館植野道場）
TKO　2R1分57秒　※左フック→レフェリーストップ
〇ポッシブルK（K’growthジム）

▼第10試合 3分3R 67.5kg契約ビッグバンルール
●松山翔（菅原道場）
判定0-3　※三者共に27-30
〇野村太一（K.Bスポーツジム）

▼第9試合 3分3R フェザー級ビッグバンキックルール
〇竹内賢一（TenCloverGym世田谷）
判定3-0　※三者共に30-27
●KAZUNORI（T-KIXGYM）

▼第8試合 3分3R 56kg契約ビッグバンルール
〇吏亜夢（=りあむ/ZERO）
判定3-0　※29-28、30-27、30-28
●蘭丸（teamAKATSUKI）

▼第7試合バンタム級タイトルマッチ 3分3R ビッグバンルール
△板橋武留（健成会）
判定1-0　※29-29×2、30-29
△峯大樹（若獅子会館）

▼第6試合 3分3R 58kg契約ビッグバンルール
〇竹添翔太（インスパイヤードモーション）
TKO　3R0分43秒　※ドクターストップ
●夏気（TEAMRHAPSODY）