【ムエタイ】118戦目の健太が5つ目の王座を奪取！王者が次々に敗れる波乱も＝スックワンキントーン
新鋭・SHUがパンチでコーナーに追い詰める
▼第8試合 スックワンキントーン スーパーバンタム級次期挑戦者決定トーナメント1回戦 3分3R
●前田浩喜（CORE）
判定1-2 ※29-28、28-29、28-30
〇SHU（D-BLAZE）
※この試合の勝者はすでに進出を決めている笠原直希（シーザージム）と挑戦者決定戦を行う
パンチ勝負に出たSHU
ベテランの前田は22年、NJKFフェザー級王座を獲得し、同団体のバンタム級、Sバンタム級に続き3階級制覇。42歳にして衰えぬ強さを持つ。
対するSHUは6戦2敗の新鋭で、スックワンキントーン バンタム級4位の22歳。
試合では、SHUは序盤からフックの連打で詰める。右がヒットする場面も。
ベテラン・前田はミドルを入れまくる
サウスポーの前田は冷静に左の蹴りをハイ、ミドル、ローと蹴り分ける。左のカウンターを入れる場面も。
しかし2R、前田が下がりながら左ミドルを入れ続けるも構わず、SHUはパンチ連打をやめない。後半には前田を防戦一方にし、コーナーに追い詰め続ける場面も。
3Rも前田は左ミドル、ヒジをヒットさせるも、SHUはパンチで攻めまくる。
6月に笠原（右）と挑戦者決定戦
判定は僅差でアグレッシブにパンチで攻めたSHUに軍配が上がった。
6月大会で対決する笠原直希がリングに上がり「バチバチやっていきたい」と意気込む。
SHUは「一回前負けちゃってるんで、必ずタイトルマッチ、8月に繋げたいと思います」と勝利を誓った。
KNOCK-OUT暫定王者・津崎がダウンを奪い、決勝戦へ
▼第7試合 スックワンキントーン ミドル級王座決定トーナメント1回戦 3分3R
〇津崎善郎（LAILAPS東京北星ジム/）
判定3-0 ※29-28×3
●小原俊之（キングムエ）
小原は鬼気迫る迫力でローを蹴りまくる
津崎は今年2月にKNOCK OUT-REDスーパーウェルター級暫定王座を戴冠。過去には元新日本キック ウェルター級王者リカルド・ブラボとも引き分けている。
対する小原は22年にHOOSTCUP EXミドル級王者となったベテランファイター。
試合では、小原はローから組んではヒジ、津崎は様子を見ながら右のカウンターを狙う。2Rには、津崎の右目上が切れてドクターチェック。津崎は時折右ストレートを入れるも、小原の圧力が勝るか。
このダウンが勝敗を分けた
3R、津崎が積極的にパンチで前に出る。すると小原のヒザに合わせた左フックが入り、小原がスリップ気味にダウン！
後がない小原が組んではヒジを狙いまくる。しかし津崎もヒジを返し、双方出血によるドクターチェック。最後まで互いにヒジを狙い続けた激闘でゴングが鳴った。
ダウンを奪った津崎が決勝進出、バスとミドル級王座を争うことになった。
豪快な蹴りを放つバス
▼第6試合 スックワンキントーン ミドル級王座決定トーナメント1回戦 3分3R
〇バス・レンジャージム（タイ）
判定3-0 ※30-28×2、30-27
●平塚洋二郎（チームタイガーホーク）
バスが強烈な攻撃で完勝した
バスはWMC65㎏王者、元WLF70㎏王者の肩書を持つムエタイ戦士。BOMでもK-1ファイター・植村真弥に勝利している。
対する平塚は大道塾で活躍し、北斗旗優勝経験を持つ。18年にはJ-NETWORKでスーパーウェルター級王者となった。
試合では、バスはステップから思い切りのよい右ハイ、ミドル。中盤からは重そうな右オーバーハンドからの左右のヒジを狙ってゆく。
平塚はローからのパンチも、押され気味だ。
最後までバスがアグレッシブな飛び込みのパンチや蹴りをヒット、平塚は最後は右ローを狙うも、バスを崩すことは出来なかった。
▼第5試合 51㎏契約 2分3R
△NAO.YK（YKジム）
判定1-0 ※30-28、29-29×2
△秋田芭菜（キングムエ/スッワンキントーン サマックレン52kg王者）※デビュー戦
▼第4試合 スックワンキントーン スーパーフェザー級次期挑戦者決定トーナメント1回戦 3分3R
〇近藤拓（sports24/スックワンキントーン スーパーフェザー級2位）
KO 3R 1分39秒 ※右ローキック
●青木大好き（OZジム）
▼第3試合 57㎏契約 3分3R
辰樹（Y‘ZDGYM）
試合中止 ※赤土の欠場により
赤土公亮（D-BLAZE）
▼第2試合 62kg契約 3分3R
●長谷川平蔵（シーザージム）
判定0-3 ※28-29×2、30-28
〇秋田巴琉（キングムエ）
▼第1試合 66kg契約 3分3R
〇岩谷将平（フジマキックムエタイジム）
判定3-0 ※30-26×3
●土居海（トイカツ道場/Crib boxing school）
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