”まるで北斗百裂拳!”長野じゅりあ、何とプロレス引退試合で「チャタンヤラ・クーサンクー」からの必殺技見せる!
女優で糸東流空手二段の長野じゅりあ(28)が13日、東京女子プロレスの北沢タウンホール大会で引退試合に挑んだ。合気道の四方投げで対する宮本もかを投げると、まるで北斗百裂拳のような超高速の空手の形を数秒間見せ、会場を一瞬、異空間にした。
そして攻め込むと、突きと手刀の連打からブラジリアンキックのコンビネーション”じゅりあ乱舞”を決めた。
【動画】”まるで北斗百裂拳!プロレスで見せた”超高速の空手の形「チャタンヤラ・クーサンクー」
試合後に形について本人に聞くと、自身が得意としてきた「チャタンヤラ・クーサンクー」であると語った。この形は世界のトップ選手が使う難易度の高い形だ。
空手の形にはスピード系とパワー系があるが、この形はスピード系。東京五輪の銀メダリストの清水希容もこの形を得意とし五輪決勝もこの型だった。
長野と清水は同じ流派で同じ先生に共に学んだ。小学校高学年では長野が糸東流の形の世界チャンピオンに輝き、中学時代の全国大会では清水と対決、負けはしたが旗が5本のうち、1本は長野に上がったほど競り合った。高校時代も空手部として活躍。東京都下(市町村)大会でも優勝している。
今回の引退試合であるが、2試合に出場した長野、1試合目は3vs3のタッグマッチでは空手の突きの連打からブラジリアンキック、さらに旋風脚の”じゅりあ乱舞”を炸裂させフォールし勝利。
そしてメインのシングル戦ではこれまで空手コンビとしてタッグを組んできた松濤館空手黒帯の宮本もかとの対決。互いに距離をとって構え、突き、蹴りの緊張感ある展開から互いにラリアットやボディスラムなど激しさを増す。長野が腕関節を取る合気道の技、四方投げで宮本を投げると、空手の形「チャタンヤラ・クーサンクー」を披露。そこからの”じゅりあ乱舞”で宮本を倒したが、宮本は起き上がり復活。長野との手刀打ち合戦を展開し、長野が得意の旋風脚へ!
しかし宮本が空手の上段受けで弾き返し、長野はバランスを崩す。そこを見逃さず、宮本がゼロ戦キックで長野を倒し、さらにネックブリーカーで背中から叩き落とすと3カウント!長野の最後の試合は勝利を飾れなかった。
負けはしたが最後まで合気道や空手の武道の技で好試合を見せた長野。
試合後の囲み会見でこの試合に向け空手の技を磨いたのか聞くと「今まで使ってきた技に磨きをかけることでした。最後はもかさんの壁を越えたいという気持ちで戦って。あとはもかさんの使っている(合気道の)四方投げを私も使って倒そうと思ったんですけど、やっぱりもかさんは強かったですね。倒すために勉強していたんですけど、高い壁でした」と語った。
チャタンヤラクーサンクーに関しては「5歳から18歳まで空手をやっていた時の得意な形で、あれをやると気が引き締まるので、リングで精神統一をする時に使用しているという感じです」と語った。
これでプロレスでの勇姿は最後になるが、道衣姿の彼女の形もキレッキレで驚くほどだ。今後は女優の道に集中するが、空手の形もどこかで披露されることに期待したい。
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