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【RISE】志朗、アルゼンチン強豪を完封し田丸辰と再戦約束!花岡竜は長谷川海翔との接戦を制す=試合結果

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2024/06/30(日)UP

志朗(右)はアルゼンチンの強豪を攻略した

RISEクリエーション株式会社
『RISE 179』試合結果

2024年6月30日(日)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第11試合)バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
〇志朗(日本/BeWELL キックボクシングジム/RISE世界バンタム級王者)
判定3-0 ※30-28×2、30-27
●“The Jewel”クリスティアン・マンゾ(アルゼンチン/Demonios Team Argentina/ISKAアルゼンチンフェザー級王者 )

マンゾはパンチの強い選手だった

 志朗は今年3月、自身の世界王座防衛戦で田丸辰と対戦したが、偶発性のバッティングでノーコンテストに。田丸戦以来の試合で、4年振りに後楽園ホールに帰ってくる。対するマンゾは、ISKAアルゼンチンフェザー級王者。強いフィジカルと、固いガードで前に出続けるアグレッシブファイターだ。

 1R、志朗はカーフキックを放つも、サウスポー構えのマンゾがこれにパンチを合わせてきて、やや被弾する。さらにマンゾはカーフキック、そしてパンチにつなぎレベルの高さを見せつける。だが志朗は、カーフキック、そして右のパンチをヒットして動きを止めにかかる。

志朗は右のパンチを決めて追い込んだ

 2R、志朗は右カーフキックに狙いをつけたのか、徹底的に蹴りまくる。マンゾは蹴られながらも左右のパンチで反撃して意地を見せる。志朗は右のパンチを軸にマンゾを削りにいき、それが功を奏し始める。志朗の攻撃が的確に入り、ポイントでリードしている印象を残した。

 3R、マンゾは次第に失速していくも右のパンチで放ち、KOを狙う。だが志朗は、パンチの打ち合いから右ハイキックで攻撃し、あと少しでクリーンヒットのところまで追い込む。マンゾはガードをするのが精一杯か、最後まで志朗を崩すことできず。判定は3-0で志朗が勝利した。

9月の横浜大会で再戦を約束した志朗と田丸

 判定勝ちの志朗は「応援ありがとうございました。(相手はアルゼンチンから飛行機で)さすがに20時間かけてきているので、頑丈でした。田丸君みたいにKOしたかったんですが、次は9月8日、横浜で会いましょう」と実況解説をしていた田丸辰にメッセージ。田丸がリングに上がり「世界チャンピオンらしい試合で強いなと思いました。続きをしたいので、9月よろしくお願いします」と再戦を誓い合った。

▶次ページは、長谷川海翔vs.花岡竜、梅井泰成vs.翔

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