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44歳リゴンドー、初回一撃KO!「井上尚弥を倒す」

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2024/11/13(水)UP

リゴンドー健在!(Photo:Naoki Fukuda)

 元世界2階級制覇王者で2度のオリンピック金メダリストであるギジェルモ・リゴンドー(44=キューバ)が12日(日本時間13日)米国フロリダ州で行われた[WBCインターナショナルスーパーバンタム級王座決定戦]にて、ボディ一撃1R1分46秒でKO勝利した。
 リゴンドーは試合後「来年、米国ビッグイベントで井上尚弥を倒したい」とコメント。ネットでは「リゴンドー、まだ強いのかよ」と驚きの声が起こっている。

【フォト・動画】リゴンドー、ボディで”一撃”KO勝利!相手は悶絶の四つん這い

 リゴンドーはサウスポーの”超”テクニシャン。00年と04年に五輪で連覇、その後、母国キューバからの亡命の失敗もありブランク。米フロリダに亡命成功後の2009年にプロデビューし、22勝(15KO)3敗の戦績を残している。
 3敗はロマチェンコ、カシメロ、アストロラビオといずれも名のある選手によるもので、21年のカシメロ戦では勝者が井上尚弥と対決という話もあったが、1-2で惜敗した。

 今回の相手は、20勝(17KO)2敗と好成績のダニス・アグエロ・アリアス(33=ドミニカ共和国)。44歳の年齢もあり、リゴンドーは危ういかとの声もあった。

 しかし試合では、精緻なステップ、ディフェンス技術は健在。顔面へのストレートで相手のガードを上げると、空いた腹に左ボディストレート一撃 !相手は腹を押さえ四つん這いに、戦闘不能となった。

 リゴンドーは試合後に「25年、ここアメリカのビッグイベントで井上尚弥との対戦を狙いたい」とコメント。”今はもう見たくない”との意見が目立つが、熱烈なファンの中には「死ぬ前に、リゴ対井上尚弥の試合を見たい、どうか叩かないで」「リゴンドーのような正真正銘のマスターテクニカルボクサーに井上がどう戦うか見てみたいよ」との声もあった。

 44歳にして未だ強さを維持し続けるマスター・リゴンドー。望むビッグマッチには繋がるか。

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