開始ゴングと同時にKO!一瞬のスキを突いたパンチに「これは世界最速記録だ」=素手ボクシング
11月23日(土・現地時間)米国ロサンゼルスで開催された素手ボクシング大会『BKFC LA』のライトヘビー級戦(2分5R)では、2R開始のゴングと同時に、リング中央で向かい合った一方が右ストレートを直撃!不意を突かれた相手はそのまま倒れ、のたうちまわると立ち上がることが出来なかった。
この動画は大いにバズり、「史上最速の”2R”KO」「開始ゴングと一体化している」と驚きの声が並ぶ。
【フォト&動画】開始ゴングと同時の一撃!不意を突かれた相手は立てず
KO勝利したファイターは、ベラトールでも活躍したドン・モハメッド(35=米国)。相手は生粋のBKFCファイターで、これが2戦目のロドニー・トーマス(38=米国)。
1Rからモハメッドがキャリアの違いを見せ、鋭いワンツーでダウンを奪うなど優勢に。
そして2R、BKFCではリング中央の2本線を挟んで、向かい合ってラウンドが開始される。
レフェリーの”はじめ”の合図がゴングよりも一瞬早く、リズムを刻んでいたモハメッドが、ゴングが鳴ると同時にステップイン、強烈な右ストレートを入れた!
相手はうつぶせのまま倒れ、立ち上がろうとするも足に来て立てない。レフェリーはカウントしていたが、途中で止め、結果はモハメッドの2R 09秒勝利となった。
この驚きの結果に、BKFCオーナーのコナー・マクレガーは「赤コーナーも青コーナーも無いんだ。ゴングが鳴った瞬間から、君は敵地にいる。信じられないけど、これがBKFCなんだ」とこのような展開でもBKFCではありうるとコメント。
動画には驚きの声と共に「彼の身体はゴングが鳴る前に動いていて、鳴ると同時に拳がヒットしていた」「彼らは線をはみ出しているよね、これが理由だ」と分析のコメントも並んだ。
KOされた相手は「これは神がくれたものだ、感謝し学んでいきたい」と敗北を受け入れ前を向いている。
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