【KNOCK OUT】デンサヤーム、圧巻TKO勝ちで新王者に!大谷翔司が宿敵にリベンジし王座戴冠
▼第7試合 KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級タイトルマッチ 3分5R・延長1R
〇クンタップ・チャロンチャイ(タイ/TEAM KUNTAP)
判定2-0 ※48-47×2、48-48
●津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)
※クンタップが王座防衛に成功。
両者は、2022年12月に第2代KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王座決定戦を争い、クンタップが判定勝ちで王座に就いた。その後、津崎が今年2月、MASATO BRAVELYに判定勝ちで暫定王者となった。2年ぶりの再戦で再びタイトルマッチとしてベルトを争う。
1Rから津崎は左右ミドル、右フックで自ら圧力をかける。クンタップはミドル、前蹴りと攻撃を返すが、津崎がタイミング良く左フックを当てて、先制のダウンを奪う。2Rになると、クンタップは右ミドルを軸に応戦、それでも津崎は手数を落とさず、左ジャブから真っすぐな右ストレートをヒットさせる。
3Rになると、首相撲の攻防からクンタップはヒザ蹴り、左右にスイッチしてはミドルキックを蹴り込む。津崎はクンタップのミドルに対し、カウンターの左フックを打つ。4R、クンタップは右ミドルで快音を響かせる。首相撲では、クンタップがヒザ蹴りを放つが、津崎は冷静に対処。津崎は左ジャブを丁寧に使いつつ、ガードの隙間から右ストレートを打つ。
5R、津崎は自ら圧をかけて、左ジャブから右フックを強打。クンタップは左ジャブを突きながら、左ミドルキックを何度も放つ。津崎も右ミドルを返し、左フックを振るう。クンタップは津崎に前進に対し、左フックを合わせていった。
ジャッジ1者はドローに付けるも、2者がクンタップを支持。初回にダウンを奪われるも、ミドルキックで立て直したクンタップが正規王座防衛に成功した。
クンタップはマイクを持つと「怪我で試合が出来なくて、無理かなと思ったけど、試合が出来て本当に良かった。ベルトが戻ってきて、凄く嬉しいです。これからもっとムエタイを練習します。これからもよろしくお願いします」と涙ながらに語った。
▼第6試合 KNOCK OUT- BLACKスーパーウェルター級 3分3R・延長1R
〇中島弘貴(NEXT LEVEL渋谷)
判定3-0 ※30-28×2、30-29
●蛇鬼将矢(team阿修羅道/TOPGUNGYM)
中島は、旧K-1 WORLD MAXで活躍し、2010年には日本トーナメント準優勝。その後は、Krushや新生K-1でもキャリアを積み、直近はKNOCKOUTのリングに上がっている。
対する蛇鬼は、元NKBウェルター級王者の肩書きを持ち、破壊力のあるパンチで11勝のうち、5KOのレコード。 BreakingDown、RIZINのリングにも上がったことがある。
1R、左右ミドル、ローを蹴る蛇鬼。中島は飛びヒザ蹴りから、左右フック、右フックを立て続けにクリーンヒットさせ、蛇鬼をグラつかせる。鼻血を出す蛇鬼だが、笑顔を見せる。コーナーに蛇鬼を押し付け、フックを打ち込む中島。
2R、飛びヒザ蹴りからワンツー、左ボディ打ちなど攻撃を出し続ける中島。ややダメージが回復したか、蛇鬼は右ローを蹴り、随所では細かいパンチ。中島は冷静に左ジャブを突き、奥足へのローキック。蛇鬼は近距離で右フックを強打する。
3R、中島が右飛びヒザ蹴りの奇襲、左右フックを当ててダメージを与えるが、蛇鬼は気合いで倒れない。今度は蛇鬼が左右フック、ストレートを強打。お互いのパンチが交錯、殴り合いが続く中、場内は大歓声。中島は奥足への左ロー、右カーフも蹴り、冷静に左ジャブを突いていった。
ジャッジ3者は、1Rにパンチで蛇鬼をダウン寸前まで追い込んだ中島を支持。中島がベテランの実力を見せて、判定勝ちを収めた。
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