元K-1王者アルバート・クラウス息子が怒涛の連打KO!「お父さんそっくり」の声多数=ボクシング
12月22日(日・現地時間)オランダ・ヒルフェルスムで開催された格闘技イベント『Real Fighters』で、K-1 MAXで活躍したアルバート・クラウス息子グラダス(23=オランダ)が、プロボクシング2戦目の[172ポンド(約78㎏)契約 6R]で2R KO勝利。
圧巻のパンチ連打KOもさながら、”父親そっくり”の顔とバキバキの肉体が、現地メディアやSNSで話題になっていた。
【フォト&動画】父親にそっくりすぎる!バキバキの肉体、圧巻KOの瞬間も
アルバート・クラウスはK-1 WORLD MAXの初代王者。魔裟斗とは1勝2敗1分とライバル的存在で、K-1 MAXを代表するファイターの一人だ。
その息子であるグラダスは、幼少時から父の試合に同行し世界を周り、同じくキックボクシングを習う。ジュニアでの成績は39勝1敗と優れていたとのこと。
10代になるとボクシングを始め、やがて「ボクシングのほうが世界的で、より技術を使える」とボクシングに集中した。
パリ五輪を目指し、U22ヨーロッパ選手権銀など活躍、自身のサイトによれば、五輪金2連覇のアルレン・ロペスを破ったこともあると言う。
ライトヘビー級を主戦場とし、身長は188cmと、父の175cmよりも大柄だ。
今年10月にプロ転向すると、1RKO勝利。2戦目である今回の相手は、同じくプロ1戦1勝のミハル・コトゥラ(27=ポーランド)だ。
試合は、1Rからグラダスが強力なワンツーストレートで前進し圧倒、2Rには右ストレートをヒットさせ、相手を大きく後退させると、コーナーに詰めてはショートの連打で殴りまくり。コーナーからはみ出すような圧倒ぶりで、レフェリーが試合を止めた。
グラダスは試合後「計画通り」と淡々とコメント。目標は世界一となり、主要団体の世界タイトルを獲得することだと言う。
グラダスは試合前、絞り切ったバキバキの肉体写真をSNSにアップ。その血管浮き出る見事な肉体はもちろん、父アルバートそっくりの面差しに「お父さんと同じだ」「若いころのアルバートかと思った」と似ているとの声が並んだ。
アルバートは現在グラダスのコーチ&トレーナーであり、時にはスパーリングも行うと言う。K-1MAX世界王者となったアルバートだが、息子グラダスはボクシングで世界を獲れるか。
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