【KROSS×OVER】辻井和花が陥落、菊地美乃里が僅差で王座奪取!横山晏輝は無敗キープで新王者に
【第2部試合結果】
▼第17試合メインイベントKROSS×OVER PRO-KICK FEATHERWEIGHT(-57.5kg) FIGHT TITLE MATCH 3分3R延長1R
●清水 俊貴(NEXT LEVEL渋谷・現王者/KROSS×OVER KICK初代フェザー級王者)
判定0-3
〇横山 晏輝(リーブルロア・挑戦者/KROSS×OVER NEXT TITLE CHALLENGER トーナメントフェザー級優勝)
※横山が第2代KROSS×OVER KICKフェザー級の王座を獲得
12.15 KROSS×OVER.29 大田区産業プラザPiO大会にて行われたKROSS×OVER KICKフェザー級次期挑戦者決定トーナメントの決勝戦で、第12代Krushスーパー・フェザー級王者 横山 朋哉の実弟である横山晏輝がTSK japanの山下明涼真を2RKOで破り、見事現王者清水俊貴への挑戦権を獲得した。一方、挑戦者を迎え撃つ清水俊貴は今回がベルトを獲得してから初めての防衛戦となる。横山がトーナメントを制した勢いでそのまま王者に輝くか?それとも清水が無敗の新星に土を付け王座を守り切るか?高いKO率を誇るファイター同士の最注目の一戦が決定した。
1R、左ミドルで清水が攻めると、そこにローキックを返すのは横山。どっしり構えてパンチを打ち返していた横山に清水の蹴りがローブローとなり、一時中断になる。再開後、ペースを掴み始めた横山はボディフック、右ストレートで圧力を強める。
2R、頑丈な横山に手を焼いている印象の清水は、再びローブローで試合を中断させてしまい減点1となる。横山は清水の攻撃を的確にブロック、そしてローキックから左右のパンチで下がらせる。
終盤は横山のカーフキックで清水の身体が流れる場面も。
3R、後が無い清水はガードを固めて前進、パンチの攻防を選択。清水の攻撃を冷静に対処して打ち返していた横山だが、ここにきて三度目の清水のローブローで、減点が更に追加される。
後がない清水、倒したい横山は最後の力を振り絞り激しく打ち合う。
そのままタイムアップとなり、的確な攻撃と隙のないディフェンスにより横山が無敗のまま新王者となった。
圧倒的な強さを見せ続けている横山がこのまま長期政権を築くのか.. 今後も要注目だ。
▼第16試合 セミファイナルKROSS×OVER PRO-KICK SUPERWELTERWEIGHT(-70kg)FIGHT 3分3R
〇吉宗、(心成塾/岡澤道場)
KO 1R 2分3秒 ※左ストレートにてダウン×3
●新井 惇之(カスタム)
連勝中の吉宗、と新井は早くも復帰戦!吉宗、は新設が噂されるスーパーウェルター級のベルトを見据えての参戦が決定!
新井は昨年12/14『KROSS×OVER Extra EDITION』メインイベントにてDEEP KICK王者の稲井良弥と対戦し、KO負けからの復帰戦となる。
1R、パワフルなインローでいきなりダメージを与えるのは新井。しかし、インローに拘った新井に合わせるように吉宗、は左ストレート一閃。ワンパンチでダウンを奪う。立ち上がる新井に吉宗、は猛烈なラッシュを仕掛け、ダウンを追加する。
それでも立ち上がる新井に対し、吉宗、はノーガードの打ち合いで仕留めにかかる。
最後は吉宗、の嵐のようなパンチラッシュで新井が崩れ落ち、試合終了。勝利した吉宗、は今まで支えてくれた方々への感謝のマイクアピールで試合を締めくくった。
▼第15試合 KROSS×OVER PRO-KICK HEAVYWEIGHT FIGHT3分3R
〇中平 卓見(北眞館/第3代KROSS×OVER KICKヘビー級元王者)
判定3-0
●がやお(RTG)
中平が王座陥落から早くも再始動!復帰戦は心機一転、針谷耕ことリングネームにて参戦の『がやお』との対戦が決定!
中平は昨年12/15『KROSS×OVER.29』でグンター・カルンダとの王座防衛戦で防衛成功ならず2RKO負けからの復帰戦となる。
対する針谷耕も昨年7/27に開催された『KROSS×OVER.27』で植村真弥の剛腕に沈んだが、今回が復帰戦となる。互いに進退を賭けたヘビー級サバイバルマッチが決定した。
1R、積極的に左右のミドルで試合をつくるのはがやお。中平はガードを固めて得意のローキックで削りにかかる。がやおは手数を多く出して行くが、時間が経つにつれ前に押し込む中平が的確にパンチからの膝蹴りを突き刺す。
2R、ボディパンチから前に出るがやおは中平に果敢に立ち向かう。中平に初回のような圧力はなく、がやおの気迫に押される印象。3分間動き続けて左右のパンチからローまで入れ続けたのはがやお。
3R、ワンツーから左ミドルのがやおはペースが落ちない。しかし馬力で上回る中平は負けじと押し返す。両者共に下がらずヘビー級らしいパワフルな攻防となる。両者のパンチが交差する中、がやおの目が大きく腫れあがり、中平のパンチ力の凄まじさを物語る。
結果は判定に委ねられ、序盤の印象が良かった中平が、がやおを振り切るかたちで復帰戦勝利を飾った。
▼第14試合 KROSS×OVER KICK次期フェザー級挑戦者決定トーナメント 準決勝 3分3R
〇怜虎(PITBULL)
TKO 3R 2分51秒 ※膝蹴り
●永松 進之介(FJ KICK ASS)
※怜虎がトーナメント決勝へ進出
※トーナメント決勝は怜虎と指田の組み合わせに
1R、鋭い左ミドルからテンポ良くパンチとローキックを繰り出す怜虎。永松は長い距離から左ミドル、ローでけん制する。両者共に有効打は許さない。
2R、キックから踏み込みパンチに繋げるのは怜虎。徐々にスピードについていけなくなってきた永松は被弾が増える。怜虎の踏み込みとパンチの回転の速さが目立つラウンドに。
3R、永松が左右のミドルから右ストレートで反撃に出る。今度は勢いのあった怜虎を下がらせる展開に。しかし、ラウンド終盤に怜虎が力を振り絞ってパンチのラッシュ。そのままロープに詰めると飛び膝蹴りで永松をなぎ倒し衝撃的なKO勝利を挙げた。
衝撃のノックアウトでトーナメント決勝に駒を進めた。決勝戦は怜虎と指田 烈の組み合わせとなったが、それぞれ準決勝をKOで勝ち上がっており、壮絶な倒し合いが予想される。
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