2025/04/27（日）UP
（最終更新：2025/04/27 23:40）

繁那（左）が祖根をKOした

▼第 6 試合 NJKF スーパーバンタム級王座決定トーナメント 1 回戦 3 分 3R （EX1）
〇繁那（R.S-GYM）
TKO　1R 1分55秒　※左ヒザ蹴り→レフェリーストップ
●祖根亮麻（大和ジム）

　NJKF スーパーバンタム級王座決定トーナメント 1 回戦で繁那と祖根亮麻が激突。

祖根は蹴り返しを狙っていった

　繁那はNJKFバンタム級3位で、NJKF WESTを主戦場としボクシング技術に定評がある。昨年8月の『ONE FRIDAY FIGHTS 74』でセンチャイ・ナーヨックウィットトゥンソンに1R KO勝利を収め、ONE白星デビューを飾った。今年1月はアヤド・アルバドルに敗北し、巻き返しを狙う。

　大和ジムの祖根亮麻は、総合格闘家の祖根寿麻を兄に持つキックボクサー。昨年10月はNJKF WESTで中島凛太郎に判定負け、11月はKrush名古屋大会で橋本楓汰と対戦して注目を集めた。

繁那がヒザ蹴りでKOした

　1R、サウスポー構えの繁那はミドルキック、三日月蹴りで攻撃。祖根は左に回りながら前足へローキックを入れていく。繁那は一気に距離を詰めると顔面にパンチを連打。さらに左ヒザ蹴りをボディへ入れると祖根が悶絶ダウン。すぐにレフェリーが試合をストップして、そのままTKOとなった。

　繁那は「僕のことを知ってくれて、応援してくれると思います。試合前からいろいろとありましたが、NJKFで一番をとらないと次がないと思います。NJKFを世界へつれていきます」と挨拶した。

藤井は中島に右をヒットする場面も

▼第 5 試合 NJKF スーパーバンタム級王座決定トーナメント 1 回戦 3 分 3R （EX1）
-中島凛太郎（京都野口ジム）
ノーコンテスト　※ローブローで続行不可能
-藤井昴（KING gym）
※トーナメントのため、1R途中までの採点で藤井が2-0で勝利

中島は蹴りがローブローに

　NJKF スーパーバンタム級王座決定トーナメント 1 回戦を中島凛太郎と藤井昴で争う。

　中島は昨年10月NJKF WESTで祖根亮麻から判定勝利。12月はKROSS×OVERで石川直樹と対戦しテクニカルな攻防を見せた。KNOCK OUTやスックワンキントーンでも活躍し、得意のパンチに加えてヒザ蹴りを武器にしている。

　藤井は、アマチュアタイトル13冠を引っ提げ昨年2月にプロデビューしたばかりの新星。昨年11月のNJKFでは、ランカーの繁那を相手に1-1の接戦となりドローに持ち込んだ。

二度目のローブローで藤井は立ち上がることができずにノーコンテスト。トーナメントは勝利し決勝へ

　1R、互いにパンチ交換し、首相撲の展開もバッティングで試合中断。再開後、今度は中島の蹴りがローブローとなり、また中断。再開後、藤井が左右のパンチ。だが再び、中島の蹴りがローブローに。藤井はダメージが大きいようで、立ち上がることができない。ドクターチェックで、試合続行不可能と判定。レフェリーがノーコンテストを告げた。だがトーナメントとなるため、ここまでの攻防がマスト判定となり、藤井が勝者となった。

＜その他の試合結果＞

▼第4試合交流戦 69kg 契約 3 分 3R （EX1）
〇亜維二（新興ムエタイジム）
TKO　1R 2分59秒　※右フック→レフェリーストップ
●喜多村誠（リアクトジム湘南/ステラ恵比寿）

▼第 3 試合 NJKF フライ級次期挑戦者決定戦 3 分 3R （EX1）
〇永井雷智（VALLELY）
KO　2R 0分38秒　※右フック
●高木雅己（誠至会）

▼第 2 試合 NJKF スーパーフェザー級 3 分 3R （EX1）
〇新人（E.S.G）
延長判定3-0　※10-9×3
●豪（GRATINESS）

▼第 1 試合 NJKF 50kg 契約 3 分 3R
●真美（Team ImmortaL）
判定0-3　※27-28×2、27-30
〇佐藤“魔王”応紀（PCK 連闘会）
※真美は1.2kgオーバーで減点2、グローブハンデ有り

▼オープニングファイトⅡ U15 26kg EXPLOSION ルール 1 分 30 秒 2R
●清田彪月（TAKEDA GYM）
判定0-3　※18-20×3
〇土田神之介（伊原道場越谷）

▼オープニングファイトⅠ U15 24～25kg EXPLOSION ルール 1 分 30 秒 2R
〇平山結翔（TAKEDA GYM）
判定3-0　※20-18×3
●小宮夏躍（心成塾）